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恋愛傾向は男性と女性で異なり性欲によっても変化する

男性と女性の恋愛傾向の違いについて説明したいと思います。

UCLAのアンドリュー・ガルペリン博士らが進化心理学の視点からいくつかの仮説を立てそれをアンケートによって検証したものです。

子孫を残すうえでの男性と女性の戦略や性欲の強さ等を考慮することで見えてくる仮説ということです。

恋に落ちるタイミングと回数に男女差はあるか?

男性は広く種をまき子孫を多く残したいという本能を持っています。

また恋愛におけるリスクは小さく、女性を外見で判断する傾向があります。

このことから男性は一目惚れしたり早い段階で好きになることが多く、恋に落ちる回数も多いという仮説が成り立ちます。

男性のほうが一目惚れしやすい

アンケートの結果は恋に落ちた回数に男女差はありませんでした。

しかし女性よりも男性のほうが一目惚れをした回数は多いということが分かりました。

ただし単純に「ヤりたい」と思っただけの体験を一目惚れと勘違いしている可能性は排除しきれません。

好きになるタイミングに差はない

自分と恋人のどちらが先に好きになったか?という質問に対する回答に男女差はありませんでした。

男性のほうが先に好きになりやすいということはなかったのです。

同じタイミングで好きになったという回答が多かったです。

しかし男性の場合は「あの子も自分のこと好きかもしれない」という勘違いをしやすい性質を持っています。

そのため本当は先に好きになっているのに同時に好きになったと思い違いをしている可能性があります。

参考⇒男性はなぜ「自分に好意がある」と勘違いするのか?

性欲の強さと恋愛傾向は関係するか?

性欲とは子孫を残したいという欲求でもあるため異性にアプローチする動機となります。

つまり性欲の強い人は恋愛する回数も増えるということです。

この仮説は女性にのみ当てはまりました。

女性のほうがセックスと恋愛を結びつける傾向が強いからと考えられます。

男性は好きでない相手でもセックスできるという人が多いため性欲と恋愛が結びつきにくいのかもしれません。

異性の性欲を過剰評価する人は恋に落ちやすいのか?

性欲が強い相手のほうが性交につながりやすく子孫を残すチャンスは高くなります。

ということは相手の性欲を過剰に評価する人は恋愛をしやすいと考えることができます。

この仮説は男性にのみあてはまりました。

上記の結果と矛盾するように見えますが、男性の場合は「ヤれたかもしれない機会」を逃すということは進化心理学的には非常に大きな損失となります。

そのため女性の性欲を過剰に評価したとき恋に落ちることでアプローチする動機につながるのかもしれません。

単に「エロそうな女だなあ」という感想を恋愛感情と勘違いしたという可能性も考えられます。

肉体的魅力を高く評価する人は一目惚れしやすいのか?

異性を好きになるパターンとして顔やスタイルを気に入り、そして中身も知りたいと思うという流れが考えられます。

肉体的魅力は即座に判断することができますからそれを高く評価する人は一目惚れが多く、恋に落ちる機会も多いと推測できます。

しかしアンケートの結果はどちらも有意な差は認められませんでした。

肉体的魅力を高く評価するからといって一目惚れや恋愛のしやすさに影響はなかったのです。

ただし直近のパートナーの肉体的魅力を高く評価している男性のケースでは自分が先に好きになったという人が多いという結果がでました。

つまり女性を外見で判断する男性が好みのタイプに出会ったときは早い段階で恋に落ちる可能性が高いということです。

参考文献:Andrew Galperin, Martie Haselton. (2010). Predictors of How Often and When People Fall in Love.