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男性が好意のある女性に発するサイン

カウンセリングをしていると「男性が好きな女性にだけするサインはありますか?」という質問をよくされます。

正直に言ってしまうとこういう仕草を見せたら絶対に好意がある!と言い切れるものは私の知る限り心理学の研究においては存在しません。

しかし昔から好意のサインと言われるものの中にはエビデンス(研究結果による根拠)は薄いものの意外と当たっているものもありますのでそれらについて紹介してみたいと思います。

目・瞳孔・視線の動き

男性の好意のサイン(目)

男性でも女性でも緊張したときは交感神経が優位になりまばたきの回数が増えます。

通常は3~4秒に1回ですが緊張状態では2秒に1回以上のまばたきをするようになります。これを不随意性瞬目と言います。

好きな人の前にいるときもこの反応が起こることがありますので相手の男性があなたといるときだけまばたきの回数が増えるようなら好意を持っているサインと言えるかもしれません。

ただしあなたがその男性の上司や先輩などの立場にいる場合は単に相手が緊張しているだけということもあり得ます。

人間は興味のあるものを見ると脳から「光を取り入れてもっとよく見ろ」という指令が出ますので瞳孔(黒目の部分)を大きく開きます。カメラの絞りと同じような働きをするのです。

好きな人を見ると目がハートマークになると言いますがまさにその状態です。

男性に女性の写真を見せたときの反応を調べた実験では瞳孔が開く傾向にあったという結果が出ています。

瞳孔が開いているときとそうでないときでは顔つきが違って見えますので分かりやすいサインかもしれません。

ただし単にあなたが変わっている人という意味で興味の対象である可能性も否定できませんので注意してください。

よく目が合うと相手も自分のことを好きなのかな?と思う女性は多いです。

基本的な考え方としては好きな人や興味の対象というものはずっと見ていたいと思いますので好きな人同士は目が合いやすいと言えます。

しかしこれは男性の性格によって異なります。恥ずかしがり屋の男性の場合は好きな人の目を見ることができなかったり、遠くにいるときは見つめてきても近くにいるときは視線を合わせないこともあります。

恥ずかしくて目が見られない場合は視線を下に向ける人が多い傾向にあります。視線の先が定まらずにキョロキョロすることもあります。

胸元ばかり見られていると感じてイヤらしい人なのでは?と思うかもしれませんが単に緊張せずにいられる視線の先がそこだっただけという場合も少なくありません。

ずっと目を合わせてくる男性の場合は単に支配したいという欲求が強いだけという可能性も考えられます。

余談ですが男性は女性に見つめられるほどに好きになりやすいという実験結果もありますので好きな人を振り向かせたい人は試してみると良いかもしれません。女性は見つめられても特に気持ちが変化する人は少ないようです。

手の動き

テーブルの上に置かれた手の動きに心理が表れることがあります。

好意的な態度でリラックスしているときは手に力を入れませんから指を開いているか、握っていても緩くなっています。

反対に強く拳を握っているようであればそれは拒絶のサインと読み取ることも出来ます。

また何度も手の平を拭くようなら緊張して汗をかいていると考えられます。この場合はあなたに好意があって緊張している可能性もあります。

手が顔に触れるときはどこのパーツに触れているのかによって意味が変わってきます。

口を隠すように触るのは本音を隠そうとしたりうっかり大事な情報を漏らさないようにと思っているときです。

プラスにとらえるならあなたに自分の好意を悟られないように気をつけているといえるでしょう。

鼻を触る場合には二通りの意味が考えられます。

一つはその男性がウソや隠し事をしようとしているときです。あなたのことが好きなのに興味のないフリをしようとしているのかもしれません。

人はウソをつくとき鼻が熱を帯びたり微かに反応します。(この現象を発見したグラナダ大学の研究グループは「ピノキオ効果」と名付けました)

なのでくすぐったいような気がして無意識に触れてしまうことがあるのです。

もう一つの意味はその男性があなたの話しを疑っているときです。相手の話を訝しく思っているときも鼻に触れてしまうのです。

自分の頭を手で強く抑えるのは不安の表れです。不安を感じたときは誰かに抱きしめてもらいたいという欲求が生まれますが相手がいないときは自分で自分を抱きしめようとすることがあります。

これは好意というよりあなたに対して気まずさや苦手意識を持っているときに出やすい反応です。頭に限らず自分を抱きしめるような仕草は自分を慰め落ち着かせようとしているサインと言えます。

苦手な人と電話をしているときに自分の体の一部を強く触ってしまうことはないでしょうか?それと同じ心理状態です。

「好きな人いるの?」と聞いたときの手の反応を注意深く観察すると大事なサインが隠されているかもしれません。

足の向き・動き

男性の好意のサイン(足)

足というのは無意識に本心が表れやすい部位と言われています。

例えば立ち話をしているときにもっとあなたと一緒にいたいと思っているならつま先はあなたの方向に向けられていることが多いです。

その場を早く立ち去りたいと思っているときはつま先が違う方向を向きます。

最初から向きが変わっていないのならそれほど気にする必要はありませんが時間の経過とともに徐々に向きが変わっていった場合は心理が表れている可能性があります。

座っているときの足の形からも好意のサインを読み取れることがあります。あなたに向かって足を開いて座っている場合は心を開いているといえます。(あまりに大きく開いている場合は弱い自分を大きく見せたいという欲求の表れです。特に電車内などではその傾向が強いです)

何度も足を組みかえるのは退屈をしていることが多いです。膝をゆらしたり貧乏揺すりをするのは落ち着かないかイライラしているときです。

またイスに深く腰掛けている場合はその場に長く留まりたい、離れたくないというサインと考えられますのであなたともっと一緒にいたいと思っていると考えられます。

反対にイスに浅く腰掛けていたり、背もたれがあるのにそこに背中をつけていない場合は早くその場から立ち去りたいと思っている可能性が高いです。

何度も座り直すような場合はあなたと過ごすことに居心地の悪さを感じているのかもしれません。(単にじっとしていられない性格の場合もあります)

近づいたときの反応

人間にはこれ以上近づかれると不快に感じるという距離が存在します。これをパーソナルスペースと言います。

アメリカの文化人類学者であるエドワード・T・ホールはパーソナルスペースを4つに分類しました。

男性の好意のサイン(距離)

この中で密接距離というのは家族や恋人のように親密でない人が近づいてくると不快に感じる距離のことです。

およそ45cmとされ少し動けば体同士が接触する距離です。この距離に親しくない人が近づいてくると人は不快に感じ避けようとします。満員電車などを思い出すとその不快感が分かりやすいと思います。

あなたが好きな男性の側にいったときに相手が警戒したり距離を取ろうとした場合はまだ相手はあなたに対し親密さを感じていないのかもしれません。

しかし恋人同士でも近づけばスペース確保という意味合いで自然と場所を空けることもありますのでそれだけで判断する必要はありません。

また内向的な人よりも外交的な人のほうがパーソナルスペースは狭い(近づかれても大丈夫な)傾向があります。

<最後に>100%好きと分かるサイン(しぐさ、行動)など存在しない

しぐさや表情から相手の本音を見抜く方法というのがポップな心理学の本なんかでよく紹介されています。

なのでそういったものを見たことのある人は外見から好きな男性の心理を判断できると期待してしまうのかもしれません。

確かに相手を観察していればその人の性格やウソをついているかどうかというのは分かるときもあります。

でもそれは私がそういう仕事をしているからではないかなと思います。常に人を注意深く観察するクセがついているからです。

みなさんも自分の仕事に関することはちょっと観察しただけで全体のことが分かるというのはありますよね。

それは過去の経験や勉強によって膨大なデータベースが作られているからです。

実験を行ったことのある人なら分かると思うのですが、その実験の結果が偶然起こったものである可能性が高かったらそれは理論としては認められないのが研究というものです。

しかし世の中に出回っている心理学の理論の中には偶然起こった可能性が阻却できないことまで正しいとされていることが少なくありません。

もっと言ってしまえば正しい手続きを踏まずに行われた単なるアンケートが正しい理論のようになってしまっていることもあります。

例えば100人の男性に「好きな色は何ですか?」というアンケートをとって「青」と答えた人が40人いたとします。

すると「男性は青が好き」という理論になってしまう可能性が有り得るということです。(※残りの60人は青以外を答えているのですから青が好きな可能性の方が低いですよね)

こういったことを頭に入れた上で男性の好意のサインについての説明を見てもらいたいと思います。そうしないと恋愛で失敗しかねません。

あなたの好きな男性がここで紹介したサインをしたからと言って「私に好意があるんだわ!」と信じすぎてしまうのは危険な気がします。

「嫌われてはいないのかな……?」くらいに思っていたほうが安全ではないでしょうか。