彼氏と別れた後に未練タラタラというわけではないけれど、完全に切れてしまうのは寂しいと思うこともあるでしょう。
相手も友達としての関係くらいは継続したいのでは?と期待することもあります。
しかし、別れた後に一切連絡が来ない…
なぜでしょうか?
復縁を狙っているのであえて冷却期間を置いていたり、忘れるために距離を置いているのかもしれません。
こういった場合には数ヶ月したら連絡がくる可能性はあるでしょう。
ただし、相手の男性のタイプによってはこのまま永遠に連絡が来ないこともあります。
別れた後に一切連絡をしてこない男性の心理
別れた後に一切連絡をしてこない男性の心理としては以下のようなものが考えられます。
- 既に新しい相手と出会っている
- 復縁のために敢えて連絡せずに反応を伺っている
- 元カノに連絡するという行為をプライドが許さない
- 迷惑になると思っている
- 未練があるので忘れるために連絡しない
こういった理由がないのであれば、連絡するかしないかはその男性の性格に拠るところが大きいといえます。
「友達に戻る人と音信不通にする人の違い」の記事でも説明しましたが、協調性の高い人は別れた後も関係を持ち続ける可能性が高いです。
反対に、外向性の高い人は新しい出会いも多いため、別れた相手とわざわざ友達に戻ろうとはしません。
連絡が来ることは99%ないパターン
友達に戻らないどころか、関係を遮断し、一切の連絡をしてこない男性もいます。
それは「運命」を信じるタイプの男性です。
このタイプは別れた後は一切連絡をしてこないでしょう。
なぜなら「別れたということは運命の人ではなかったのだ」と考え、すぐに次の出会いに意識を向けるからです。
こちらから連絡しても返信はしませんし、ブロックしている可能性もあります。
もしあなたの元カレが世界に一人の運命の人を求めているタイプなら連絡がくることは99%ないと思います。
一切の連絡をシャットアウトするゴースト
突然に関係を切ることを英語で「Ghosting(ゴーストする)」といいます。幽霊のように消えてしまうという意味です。
メールやLINEだけではなくSNSも全てシャットアウトするのです。
運命を信じる人ほど、用のなくなった相手にゴーストする可能性が高いことが、ダートマス大学のギリ・フリードマン博士らの研究でも分かっています。
恋愛関係は運命で決まるか?成長するものか?
この研究では500人以上を対象に、恋愛関係の認識とゴーストの意図ついて尋ねました。
恋愛関係の認識というのは、二人の関係性が運命によって最初から決まっていると考えるか、一緒に過ごす中で育てていくものと考えるかということです。
この認識の違いが、関係を終了させる方法としてゴーストを選択する意図に影響するかを調べたのです。
友達関係さえも突然の音信不通にする
これらの回答を分析したところ、まず全体の約2割がゴーストした経験を持っていました。
そして、「二人の関係は運命によって決まっているもの」という考え方の強い人ほど、ゴーストをする意志が強いことも分かりました。
さらに、そのような関係の終わらせ方を肯定的に捉えてもいました。
また、運命を信じる人は、恋愛関係だけではなく、友達関係さえも突然の音信不通により終了させる可能性が高いことも分かっています。
あなたが思っているほど相手の男性には気持ちが残っていない
恋人関係も友達関係もは一緒に過ごす中で、お互いのことを知りながら、ともに成長していくものと多くの人は考えるでしょう。
しかし、中には生まれたときから決まっている運命の人やソウルメイトが存在すると強く信じている人もいます。
彼らは「この人は違う」と思ったら急激に気持ちが冷めて再び燃える可能性が低いです。
そのような人にとって別れた恋人というのはもはや興味の対象ではありません。
ですから未練を残さずにさっさと次の人のところに行きます。別れた後は一切連絡もしてこないでしょう。
あなたの元彼が普段の会話の中で運命を信じていそうな言動がなかったか振り返ってみてください。
もしそうならあなたが思っているほど相手の男性には気持ちが残っていないと思ったほうが良さそうです。
参考文献:Gili Freedman, Darcey N. Powell, et al.(2019).Ghosting and destiny: Implicit theories of relationships predict beliefs about ghosting