下ネタばかり言う男性は体の関係を持てるチャンスをさり気なく伺っているか経験の少なさを隠そうとしているかのどちらかです。
もしくは倒錯した性癖の持ち主です。
どんな理由にせよその心理の根底にあるのは自信のなさです。
ヤレるかどうかの探りを入れている
世の中には驚くほど簡単に体を許してしまう女性がいます。
下ネタで盛り上がっている時に「じゃあホテルでも行こうか」と言うとOKしてしまうのです。
そんなバカな!と思うかもしれません。
しかし、大勢がいる場面ではそのような素振りを見せない女性でも男性と二人きりのときに下ネタの流れで体を許してしまう人はいるのです。
性欲を抑えきれないのは男性だけではないのです。
またトラウマなどにより自分の体をどうでもいいと思っている女性もいます。
貞操観念が全くない女性もいます。
これらのタイプの女性と出会い何度か良い思いをしてしまうと男性の中でパターンが出来上がります。
すると探りを入れるために下ネタを言うようになるのです。
「大切にしたい相手ではないけれど体の関係は持っておきたい」と思う相手に対しとりあえず下ネタを振るのです。
正攻法では女性を口説くことができない男性に多い行動です。
女性経験の少なさを誤魔化す
「マーフィーの法則」というあるあるネタで有名なエドワード・A・マーフィー・ジュニアが「童貞ほどエロに詳しい」みたいなことを言っていましたが心理学的にも説明がつきます。
人間は満たされない欲求を抱えるとそれに関する知識を蓄えることで解決しようとすることがあるのです。
これを知性化と言います。
性欲を持て余しているのに実際の性交渉が持てない中高生が下ネタで盛り上がるのは知性化のひとつです。
また自分の性経験が少ないことにコンプレックスを抱えている人は遊び人に憧れていることもあります。
しかし自分はそうなれないと思うと同一化しようとします。
つまり遊び人と同じ行動をすることで心を満たそうとするのです。
しかしここで勘違いが起こります。
騙された経験のある人なら分かるかもしれませんが本物の遊び人は女性の前で下ネタなど言いません。
そのほうがレベルの高い女を落としやすいことを経験で知っているからです。
経験の少ない男性はそれを知らないので想像によって作り上げた遊び人風のキャラを演じるのです。
その中のひとつの行動が下ネタばかり言ってしまうというものです。
人前で恥ずかしがらずに卑猥なことを言える男こそ経験豊富に見えるのだと勘違いしているのです。
下ネタによる知性化や同一化は中学生から大学生ぐらいまでの男性に多く見られる行動です。
しかし拗らせている人の場合30代40代になっても同じことをしてしまいます。
特殊な性癖
卑猥なことを言って女性が恥ずかしそうな顔をするのを見ることに興奮を覚える人がいます。
自分の発した言葉によって女性が反応することで擬似的な行為をしているのです。
人の性癖は様々です。わざわざ若い女性店員がレジにいる時に成人向け商品を買おうという人もいるくらいです。
あなたの周囲に下ネタを撒き散らして性欲を満たそうとする人がいてもおかしくはありません。
犯罪統計の数字を見ればわかりますがそれなりに混んでいる電車は1車両に1人は過去もしくは未来における犯罪者がいると考えられます。
変態はもっと多いでしょう。
女性として軽く見られていないか?
もしあなたが下ネタをよく振られると言うなら男性に対する態度を変えた方が良いです。
大切に思われていないが軽く見られている可能性があります。
下ネタが好きな男性でもよほど精神年齢が幼くない限りは大切に思っている女性の前で軽々しく卑猥な単語を言いません。
「その場が楽しければいいや」「あわよくばヤレればいいや」と考えそれに失敗して嫌われたとしても構わないと思っているから下ネタを振るのです。
また飲み会などで下ネタOKな女性は人気があるように見えます。
しかしこれは人気があるのではなく盛り上げ要員として重宝されているだけです。
このような態度が異性からのモテにつながることはありませんので気をつけてください。
恋人との間でも常に下ネタに乗ってあげると飽きられるのが早くなります。
日常と非日常のメリハリがなくなり興奮がなくなるからです。
下ネタを連発する男性とは距離を置いたほうが良いでしょう。
下ネタは自分に自信がないかあなたのことを軽く見ている証拠なのです。あるいは変態です。