付き合う前のデートで男性から手をつないでくるのはなぜでしょうか?
それはあなたに気があるからです。
ここで言う「気がある」には「付き合いたいくらい好き」から「その日限りの関係を希望」まで幅広く含みます。
確実に言えることは異性として意識している可能性は高いということです。
人混みで手を繋ぐのは離れないようにするためではない
人混みで離れないように手を繋ぐという男性がいます。
これはほとんどの場合においてただの口実です。
5歳の子供なら分かりますがいい年した大人が人混みで迷子になることなどありません。
人混みは手をつなぐきっかけとして都合が良いのです。
断られても言い訳ができますしその後も気まずくなりません。
「離れないように」という理由で手をつなぐ人はほとんどいないと思って良いでしょう。
むしろ手をつなぐために人混みに行っている可能性すらあるのです。
実は事前に反応を確認している
付き合っているわけでもないのに手を繋いでくるなんて中々の賭けだと思うかもしれません。
しかし男性はその前から反応を伺っています。
わざと手がぶつかる距離で横並びに歩いたりしているのです。
そこで手の甲同士がぶつかったときにサッと引かれなければ大丈夫かな?と判断しているのです。
あなたは急に手を握られたと思っていても実はその前から色々と探りを入れているのです。
手と一緒に主導権も握られている
握手によって相手をコントロールできるという人がいます。
握り方を工夫したり、上下動させることで自分のペースに引き込むのです。
外国の政治家やビジネスマンが握手にこだわるのはこの効果を知っているからです。
手の自由を奪われるということは主導権を渡すということなのです。
「なぜ急に手を繋いできたのだろう?」と考え始めているならすでに相手のペースに引き込まれているかもしれません。
性的な結びつき
映画で男女が指を絡ませるシーンがその後の肉体関係の暗示になっていることがあります。
手というのは想像以上に性的な事柄と結びついているのです。
女性が男性の指に色気を感じるのは無意識にそれが自分の体内に入るところを想像しているからという人もいます。
手に触れられると性的な興奮を覚えるという女性もいます。
何とも思っていない相手でも手を繋ぐとドキっとしてしまうことがあるのはこういった事情も関連しているのです。
下心かどうかの判断は難しい
さきほど説明したとおり手と性的事象は結びついています。
遊び慣れている男性なら手を繋いだときの反応でホテルに行けるかどうか分かることもあります。
手を繋いだのが純粋に好きだからなのか下心なのか判断するのは難しいです。
強いて言うなら下心がある場合は落ち着いた様子で女性側の反応を観察するということでしょうか。
緊張していたら相手の様子を伺う余裕はありませんから違う方向を見たりします。
しかし本心を隠すために反対の行動を取る人もいますからこれだけで判断することはできません。
デートに行きつくまでの行動や相手のキャラクターから判断するしかないのです。
異性として見ている
人間には「これ以上近づかれると不快」という距離が存在します。
これを心理学では「パーソナルスペース」と言います。
パーソナルスペースは相手によって範囲が変化します。
親密な相手なら狭くなりますし、嫌いな相手なら広くなります。
手を繋ぐというのは距離がゼロになるということです。
これは家族や異性のパートナーとの距離です。
友達でもこの範囲に入ってくると違和感を覚えることがあります。
相手からこの距離に来るということは異性として意識している可能性が高いということです。
きっと相手も「手を繋いでも嫌がられなかったけど、脈ありかな?」と誰かに相談していると思います。