彼氏が毎回のようにデートに遅刻してくるならあなたの態度を変えたほうが良いかもしれません。
そうしないとあなたに対する気持ちがどんどん冷めていきます。
怒ったり早く来るようにお願いする必要はありません。
待ち合わせのときに作業をしているだけで良いのです。
彼氏の心理
彼氏がデートに遅刻してくる心理として最も可能性が高いのはあなたのことを大切に思っていないというものです。
もしくは好きという気持ちが冷め始めているのかもしれません。
付き合う前のアプローチしている時期はいつも時間を守っていたのであればこの可能性がとても高いです。
本人がそれを自覚しているかどうかは分かりませんが昔よりは確実に気持ちは下がっているのです。
お互いに慣れて甘えが出ているだけと思うかもしれません。
しかし好きなら彼氏も早く会いたいと思うはずですしそれが行動に表れるのです。
外での待ち合わせならナンパされたらどうしようと心配もするはずです。
待たせても良いと思っているということは自分よりもかなり下に見ているということです。
仕事上の大切な取引先にも同じ対応をしているというのなら話は別ですが。
デートに遅刻する他の理由としては5~10分の遅れは遅刻と思っていないか時間の感覚を掴むのが極端に苦手などが考えられます。
それか集合時間の概念が異なっているのです。
「何時集合」と言ったらその時間にホームに到着する電車に乗ってくれば良いと思っている人もいます。
出会った当初から遅刻をしていたのであればこれらの理由が考えられます。
どんな理由であれ約束を守れないということは問題です。
待つ女の価値は下がり続ける
毎回デートに遅刻してきても少しくらいなら構わないと思う女性もいるかもしれません。
しかし大好きな彼氏であるなら遅刻を許してはいけないのです。
相手のためではなく自分のためにです。
なぜなら遅刻を容認していると彼氏の中であなたの価値がどんどん下がり続けてしまうからです。
「いつまでも待っている女」「自分から離れていかない女」という認識が無意識に作られていくのです。
そしてあなたも負のサイクルに陥ります。
30分以上待たされてイライラして帰りたくなることがあっても「ここまで待ったのだから」という気持ちが芽生えてしまうことが多いです。
それまでの待ち時間や交通費が無駄になってしまうと感じるのでこれは当然の思考です。
そしてイライラしていても顔を見た途端に機嫌が良くなってしまうこともあります。
人間の脳は行動と思考の整合性が取れないことを嫌います。
「何分も待ち続けるのは彼氏のことが大好きだからだ」と思い込むことで無駄に過ごした待ち時間を正当化しようとするのです。
行列に並んで食べたパンケーキが美味しいと錯覚するのと同じです。
無言で訓練付けする
彼氏の遅刻を治す必要はありません。
早く来て欲しいと伝えるときはお願いという形になりになりがちです。
これは良くありません。自分から下の立場になるようなものです。
それに間違っていない方がお願いするというのはおかしいです。
たとえ彼氏が遅刻をしてきたとしても自分の価値を下げないことが大切です。方法は簡単です。
カフェで作業をしながら待つだけです。
パソコンで仕事をしているか本や資料を読んでいれば良いのです。
できれば仕事に関係するものが効果的です。
そして彼が来るまで気づかないふりをするのです。
間違っても先に気づいて遠くから笑顔で手を振ったりしないでください。
これは相手が遅刻せずに来たときにする行動です。
作業中に相手から声を掛けさせることが大切です。
これにより「あなたとデートする以外にもやることはたくさんある」という無言のメッセージを伝えることができるのです。
時には遅れてきた彼氏に声を掛けられても「ちょっと待ってもうすぐ終わるから」と言って少し待たせることも必要です。
ほんの数秒でも良いですから待たせるのです。
遅れていた彼氏にあった主導権が自分のものになります。
これによって彼氏は無意識に下の立場になります。
これを繰り返すことで彼氏の遅刻が治ることもあります。
治らなかったとしてもあなたの価値が下がることはありません。
あなたが「店の中で待っている」と言っても彼氏が「近くまで来たから出てきて」と言ってくる場合もあります。
こうならないために「読書に集中して連絡に気づかないかもしれない」と先に伝えて中まで来させましょう。
遅刻している罪悪感があるので断りにくいはずです。
それを嫌がるような相手なら切ってしまっても良いと思います。
作業して待つという方法はビジネスでも有効なテクニックです。
大物ぶるためにわざと遅れてくる人というのはたいてい小心者ですから簡単に主導権を奪うことができます。
時は金以上
「日本人は時間にルーズ」と言われてもピンと来ない人が多いです。
電車は1分遅れただけで謝罪しますし、会社で遅刻する人もいませんからそう思うのかもしれません。
しかし終わりの時間に正確な人は少ないです。
会議の始まる時刻を決めても終わりの時刻を決めずにダラダラと無駄話をしますし、定時までに仕事が終わらなければ残業をすれば良いと考えている人も多いです。
これは時間というものに価値を見出していないから起こってしまうことです。
時間というのは人生そのものです。
魅力的に見える人とそうでない人を分ける基準の1つは自分の時間をどう扱っているかです。
時間を大切にする人は自分を大切に扱っているということですから他人からも価値のあるように扱われます。
他人をボーッと待ち続けるという無駄なことに人生を費やしている人は無意識に自分の価値を下げているのです。
お金を増やせても時間を増やすことは出来ないということを忘れないでください。
1日は24時間ではなく86,400秒です。1秒を大切にしましょう。