セフレから本命になれる確率は15%!彼女になる方法はコレ

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好きな人に迫られて断れずにそのままズルズルとセフレ関係になっている人もいれば、セフレで良いと思っていたのにいつの間にか好きになっていたという人もいます。

セックスという行為はドーパミンやオキシトシンを分泌させますから、それによって得られる多幸感が恋愛感情に結び付くこともあるかもしれません。

そんなとき、セフレという都合の良い関係から、本命の彼女になるにはどうすれば良いのでしょうか?

セフレから本命になれる確率は低い

まず最初に知っておいてほしいことは、セフレから本命になれる可能性はとても低いということです。

「セックスする関係なのだから、付き合っても良いレベルくらいには思われているはず」と期待しているかもしれませんが、そんなことはありません。

セフレをつくる男性は、「都合よくヤレる女なら多少の妥協はする」というタイプが多いのです。彼らの性欲に恋愛感情は関係ないのです。

セフレになると本命の彼女になれる可能性が下がる

好きな人から見て、あなたが付き合うかどうかの微妙なラインにいたとします。

このとき既にセフレになっている場合と、タダの友達だった場合では、後者のほうが本命の彼女になれる確率は高いといえます。

なぜなら、男性が女性を求める最終目的はセックスだからです。既にその目標を達成した相手にモチベーションは上がりません。

肉体関係のない友達であれば、当初はヤリモクであっても、体を求めているうちにあなたの価値を高く認識しはじめますから、本命になれる確率は高いのです。

セフレから恋人関係になれる確率は15%

実際にセフレから本命になれる確率はどれくらいあるのでしょうか?

シラキュース大学のローラ・マチア博士らが、セフレ関係にある192人が11カ月後にどうなったのか調べた研究があります。

その結果は以下の通りです。

  • セフレのまま:26%
  • 友達関係になった:28%
  • 恋人関係になった:15%
  • 何の関係もなくなった:31%

どんな関係になりたいと思っているかも、影響します。以下は「セフレから恋人関係になりたい」と思っていた人に限定したデータです。

  • セフレのまま:19%
  • 友達関係になった:28%
  • 恋人関係になった:15%
  • 何の関係もなくなった:38%

2つのデータから分かる通り、恋人になりたいと思っていようといまいと、セフレから本命になれる確率は15%しかないということです。

そもそも、どんな関係を希望してもその通りになれる可能性は低いのです。

恋人になりたい人も、友達になりたい人も、セフレのままで良い人も、それらの希望が叶う確率は17%しかありませんでした。

セフレから恋人に移行した人たちの特徴

この調査ではセフレから恋人に移行した人たちにどのような特徴があったかも分析しています。

まずお互いが恋人関係になりたいという希望を持っている人たちはそうなれる可能性が高いことが分かっています。これは当然のことでしょう。

また、セフレ関係であっても、その友情に満足しており、コミュニケーションがしっかりしている方が、恋人関係に移行しやすいことも分かっています。

本命の彼女になる方法

この研究のデータでは、関係の満足度とコミュニケーションが本命になるために大切ということになります。

一緒にいると楽しいし、将来のことも含め何でも話せると感じさせるとそれが愛情に移行する可能性があるのです。

しかし、セフレとの深いコミュニケーションは逆効果になることもあります。体だけの関係を求めているのに、その他のやり取りも増えると面倒に感じる男性もいるからです。

セフレでもいいから一緒にいたい」の記事でも説明しましたが、きちんとした関係にならないのであれば、体の関係を中止することで本命になれることもあります。

セフレのまま関係性を深めた方が良いのか、一旦セックスをやめたほうが良いのかはその男性のタイプによって異なります。

時間を掛けて愛情や信頼が芽生えるタイプの男性なら、セフレのままでも良いでしょう。

しかし、単に下半身にだらしないだけのタイプの男性なら、一度お預けをくらわせたほうが良いかもしれません。男性は同じ相手とのセックスを繰り返すほどにどんどん興奮しにくくなっていくのです。

セフレのままで良いと思っていても約3割は関係が切れる

セフレは英語で「Friends with Benefits」と言います。(日本でも公開されたセフレ関係を描いたコメディ映画『ステイ・フレンズ』の原題もこれです)

その言葉通り、お互いの(セックスという)利益のための都合の良い友人関係です。

しかし、ウェイン州立大学のメリッサ・ビッソンらの調査ではセフレ関係を解消すると心理的な苦痛が増すことも判明しています。

これは肉体的な利益だけではく、心のつながりも求めていることの証といえるでしょう。

特に恋愛感情を強く持っている側は、たとえ体だけの関係であったとしても、それがなくなると精神的なショックが大きいかもしれません。

本命になれるのか?セフレのままのか?という不確実性の高い状態に曝され続けるとストレスが溜まります。ストレスはあなたをブスにする要因でもあります。

セフレ関係のままで良いと考えている人でも、その関係に留まれるのは40%です。28%は友達にも戻れないどころか関係が切れてしまうのです。

何もしなければ本命になれる可能性は低いのですから、まずは動いてストレスフルな現状から抜け出しましょう。

参考文献
・Laura V. Machia, Morgan L. Proulx, et al. (2020). A longitudinal study of friends with benefits relationships.
・Bisson, M. A., & Levine, T. R. (2009). Negotiating a friends with benefits relationship. Archives of Sexual Behavior, 38, 66–73.