男性からのボディタッチは脈ありと判断できるか?

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男性がボディタッチをしてきたからと言って必ずしも脈ありとは限りません。

男性の性格や二人の関係性、そのときのシチュエーションによって意味が異なってくるからです。

しかし確実に言えることは嫌いな女性にボディタッチする男性はほとんどいないということです。

男性からのボディタッチ

なぜボディタッチをするのか?男性の心理

男性がボディタッチする理由は「女性として好きだから」「ムラムラしているから」「自分のことを好きにさせたいから」など様々です。

好きな男性が少し触れただけで脈ありと判断するのは危険です。遊ばれて終わってしまうかもしれません。

男性がボディタッチをするときの心理について詳しく説明します。

好きだから触れたい

なぜ男性が好きな女性に触れたいのかというと一つは自分の欲求です。可愛いと思うもの、性的に興奮するもの、興味のあるものは触れたいと思うのが自然です。

しかしそれだけでボディタッチをするのは理性のない人です。リスクを犯してまで触れるのは自分の好意をアピールしようとするからです。

言葉で好きと言わなくても身体的な接触を試みることによって好意的に見ているという意思を伝えようとしています。

触れることによって二人の仲をもっと深めたいという意図もあります。もちろんボディタッチすることで好きな女性の反応を確認したいということもります。

そのボディタッチが脈ありなのか脈なしなのかは自分にだけしているのか他の人にもしているかで判断できると思います。

性的な欲求が抑えられない

性欲が抑えられなくなってしまった男性がボディタッチをすることもあります。

ボディタッチをすることによって女性もその気になればホテルに行けるのではないかという希望を持って触れています。

また「ホテルに行けるのかどうか?」を確認するためにボディタッチをして女性の反応を確かめようとすることもあります。

女性も嫌がらなければ行けるだろうと判断するということです。

理性が飛びやすい男性の場合はボディタッチそのものを性的行為の一環と捉えていることもあります。

女性が不快感を覚えるような触れ方をしてくる男性はこのタイプでしょう。

ホテルに行きたいということは脈ありなのでは?と思うかもしれませんがちょっと違います。

酔っぱらったりムラムラしているときは女性に対するストライクゾーンがかなり広くなります。

シラフのときは無理と思っている相手でもヤりたい欲求が勝つこともあります。繁華街の美人がいないピンク系のお店が成り立つことからも理解できると思います。

「付き合うのは無しだけど今夜だけならまあいいか」と思っている相手には気軽にボディタッチできます。

このような目的で触れてくる場合、相手の男性はその女性のことを自分よりも下の立場に見ていることが多いので注意しましょう。

体の関係を持っても付き合うまではいかないパターンが多いです。

勘違いさせて自分のことを好きにさせたい

幼少期や過去の恋愛によって自尊心が深く傷ついている男性の場合、女性からの好意を得ることによってその傷を回復させようとすることがよくあります。

このような行動の本当の原因を本人も理解していることが少なく単に複数の女性を自分のことを好きにさせることに高揚感を覚えているのです。

このタイプの男性の場合はターゲットに定めた女性が勘違いして自分のことを好きになるようにするためボディタッチをします。

それほど好きでなかった男性でもボディタッチされることでドキドキしてしまいそれを恋愛感情に移行することもあるということを経験的に知っているのです。

セクハラとしてのボディタッチ

これだけ世の中でセクハラがいけないことであると言われているにも関わらず部下や後輩にしてしまう人がいます。

もちろんあわよくばという心理がないわけではありませんが現在セクハラが抑えられない人の多くは心理的な葛藤を拗らせてしまっている場合が多いです。

自分は凄い人間なのに周りが評価してくれないなどの鬱憤が自分よりも弱い立場の人にセクハラという形で向いてしまうのです。

このタイプの男性は強気な女性には何もすることが出来ないため何も言わなそうな弱そうな女性を狙います。

「自分はイヤらしさがないからセクハラにならないんだ」という言い訳をする人がいますがこれなどは自己愛性パーソナリティー障害の可能性もあります。

今の時代にセクハラしてくる男性は心の問題を疑ったほうが良いかもしれません。

触れられたパーツによって意味が異なる

ボディタッチはどのパーツをどのように触れられたかによっても意味が変わると言えます。

脈ありか脈なしかの判断は冷静に行わなければなりません。

信ぴょう性の低い通俗心理学的な内容となりますがよく言われるボディタッチの場所とその意味について簡単に紹介します。

肩へのボディタッチ

肩へのボディタッチ

肩を軽くポンと叩く場合は友達的な仲の良さや後輩や部下に対する頑張れよという意味合いが強いでしょう。

肩に手を回す場合は性的な意味合いが強いといえます。肩に手を回すだけではなく体全体を自分のほうに持ってこようとする場合は特にその傾向が強いでしょう。

中には男性とも女性とも気軽に肩を組むタイプの男性もいるので完全にそうとは言い切れませんが。

手へのボディタッチ

手へのボディタッチ

腕というのは服を着ている場合はわりと異性でも触れやすい部分ですので無意識に触れてしまう男性もいます。(その場合でも嫌っている相手には触れませんが)

手の甲に自分の手を被せるように触れてきた場合は特別な感情を持っているので脈ありと言えるかもしれません。

手の大きさを比べたり手相を見たりという言い訳を作って接触しようとするのも好きな女性に触れたいという欲求の表れかもしれません。

腰へのボディタッチ

腰へのボディタッチ

女性の腰に手を触れるというのは男性からするとかなりハードルの高い行為です。

完全に両想いという確信がないと難しいでしょう。

ホテルに行く流れに持っていきたい場合も腰に触れるかもしれませんがこの場合は女性のことをそれほど大切に思っていない可能性があります。

女性をエスコートするときに腰に手を置くこともありますが上手に出来る男性は少ないです。

頭へのボディタッチ

頭へのボディタッチ

冗談ぽく頭をたたくのは二人の仲が親密であると思っているからです。それが恋愛的なものなのか友達的なものなのかはこれだけでは判断できません。

ゆっくりと撫でるようなら女性として意識していると考えられます。下心がなければ脈ありと言えるでしょう。女性側も自分のことを好きだろうという気持ちがなければ出来ないことです。

頭をポンポンとするのは一部の女性がそうされるのが好きと言ったために「女性は皆頭をポンポンされるのが好きなんだ」と勘違いしている男性です。

少女漫画や恋愛マニュアルの影響を受けやすいタイプの男性と言えるでしょう。もちろん好意がある相手だからこそするのですが精神的に幼いナルシストかもしれません。

ボディタッチされたシチュエーションで判断

そのボディタッチがどのようなシチュエーションで行われたのかも大切な判断材料です。

普通であれば脈ありのボディタッチでも状況によっては何の意味も持たないこともあるからです。

例えばスポーツバーでサッカーの応援しているときに点が決まればたまたま隣にいる人とハグをすることもあります。

このようにアドレナリンが出ている状態では大胆な行動が取れてしまうのです。隣のテーブルにいる別の客ともハグできるのでこのようなシチュエーションでは脈ありとは判断できません。

あなたから何度もボディタッチをしていれば男性も無意識にあなたに触れてしまう場合もありますし、あなたが落ち込んで泣いてしまっていてそれを慰めているときも頭や肩に触れることはあります。

車が来ていて危ないときは背中や腰をそっと押して安全な方へ誘導することもあるでしょう。

ボーリングでストライクが出たときのハイタッチはボディタッチではありませんので何とも思っていない相手とも出来ます。

男性からのボディタッチが脈ありなのか脈なしなのかを判断するためには、相手の性格、二人の関係性、そのときのシチュエーションを考慮する必要があります。