彼氏が間違って元カノの名前を呼んでしまうのは消化しきれない情報として心の中に残っているからです。
普段は意識の力で抑えていたり自分でも気づいていない可能性があります。
しかし気が緩んだ瞬間や特定の条件が重なったときにふと元カノの名前が出てしまうのです。
未練が残っていることもあれば愛情とは関係ない解決すべき問題が残っていることもあります。
無意識に残っているものが出てくるのが言い間違い
言い間違いには潜在意識の願望が現れると言われています。
潜在意識とは普段は知覚することのない心の底の部分のことです。
フロイトが提唱した概念です。心理学上の大発見の一つです。
有名な発想としては会議を早く終わらせたいと思っていた議長が始まりの挨拶で「これから会議は閉会します」と言ってしまったというものがあります。
このように心の奥底で願っていることが無意識に出てしまうことがあるのです。
彼氏はなぜ言い間違うのか?
彼氏があなたと元カノの名前を呼び間違うのはなぜでしょうか?。
一つの理由としてまだ未練が残っているからということが考えられます。
好きという気持ちが残ったまま別れてしまった場合に頭では自分を納得させることができたとしても潜在意識には残ってしまうことがあります。
未練が抑圧されている状態です。
解消されていない情報として普段は意識の力で抑えることができていても注意力が落ちている時に名前を言ってしまうのです。
本人が未練があることを認識していないこともあります。
言い間違いが起こるのは寝る前のウトウトしてる時間やリラックスしている時間が多いと考えられます。
脳波がゆっくりとなりアルファ波が優位になっている状態です。
この状態の時に意識の力が弱まり心の底に抱えているものが出やすくなるのです。
ベットでイチャイチャしている時に名前を呼び間違えられたからといって「本当は元カノと過ごしたいんだ……」と落ち込む必要はありません。
そのタイミングが言い間違いが起こりやすいだけなのです。本当にリラックスしているとも考えられます。
元カノがまだ好きだからとは限らない
言い間違いには願望が現れるといってもそれは必ずしも愛情に関するものとは限りません。
例えば元カノの家に置きっぱなしにした忘れ物がありそれを取り戻したいと思ってる場合にうっかり名前を呼んでしまうことがあります。
また元カノから自分の人間性を勘違いされたままと思っている時も同じです。
これらはすべて自分の中にある「解消したい」という願望ですから未練とは言い切れません。
特定の条件下で元カノの名前を呼んでしまうこともあります。
元カノが頭を撫でられながら名前を呼ばれるのが好きだったとしたらそれが習慣化されれば他の女性に同じことをしている時に呼んでしまうでしょう。
元カノが頻繁に口にしていた言葉がきっかけとなる場合もあります。
ある反応を引き起こす刺激のことをトリガーと言います。
本人も自覚していないトリガーが引かれてしまうことがあるのです。
呼び間違えられたからといって自分に興味がないと思う必要はありません。
しかしどんな理由にせよ頻繁に言い間違えるのは元カノに関することで気になっていることがあるからと言えます。
潜在意識に抑圧されたものが心の不調の原因となることもあります。
それを解消する手段としては言葉にして外に出すことが有効とされています。
呼び間違いを責めるよりも心残りを解消する手助けをしてあげた方が二人の関係はうまくいくのではないでしょうか?