将来の夢を語る男性の心理=ショボい自分を大きく見せたい

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2018年にテレビ朝日で放映されていた『ハゲタカ』というドラマがあります。

綾野剛が演じる主人公の鷲津政彦が投資ファンドを率いて活躍するという内容です。

その中であるベンチャー企業の社長が夢を実現するために出資してほしいとお願いしてくるシーンがあります。

それに対して鷲津(綾野剛)は「私は夢にお金は投資しない。なぜなら夢というのは実現する意志のない人間の使う言葉だからだ」と言って断ります。

このセリフを聞いたときに、私の頭の中のモヤモヤがようやく言語化されたような気がしました。

夢を語る人間に対して「なんか頼りないし、胡散臭いんだよなぁ」と思っていました。

その理由がまさにこれでした。「夢」と言っている時点で本気で実現させる意志がないのです。

本気で実現させるつもりの人間は、夢の前に計画が出てきます。

というより、出資の依頼をする時点で既にプロトタイプくらいは作っているものです。(ドラマでは作っていましたが)

具体的に動き始めた計画を達成した先に、実現したい壮大な夢があるのは全く問題ありません。

しかし、夢だけ語って許されるのは中学生か高校生くらいまでです。二十歳を超えて夢だけ語っていたら単なる怠け者です。

そしてこれは恋愛でも同じことがいえます。夢を語るけれど具体的な行動が伴っていないタイプは高確率でダメ男です。

早めに損切りした方が良いでしょう。

ダメ男の共通点=出会ってすぐに夢を語る

恋愛の場で将来の夢を熱く語る男性がいますね。

夢の内容はバンドでメジャーデビューするとか起業するとか色々です。

このようなタイプの男性を恋愛対象にしてはいけません。超高確率でダメ男です。

夢を持つのは良いことです。しかし、それを女性を口説くときのネタに使う男性はおすすめできません。

今までにダメ男との恋愛に悩んでいるという女性の相談に乗ってきましたが、ダメ男にはいくつかの共通点があります。

その中の一つが「出会って間もない頃に将来の夢を熱く語っていた」というものです。

夢を語る男性の心理

そもそも、なぜ男性が女性の前で夢を語るのかというと、ダサい自分を大きく見せたいからです。

女性を口説くときというのは自分を良く見せようという心理が当然働きます。

顔とスタイルは誤魔化しようがないので他の部分を大きく見せるのです。

社会的地位、年収、家柄などをアピールしようと考えるのです。

でもそういった部分が他の男性に比べてちょっと足りないなと思ったら将来の夢を語るのです。

「今の俺は仮の姿なんだ、夢の途中なんだ」と今の自分がショボいことに対する言い訳をするわけです。

「夢を語る男はモテる」ってネットに書いてあったから

それともう一つ男性が夢を語る理由があります。

男性は女性以上に女々しいところがあります。特に恋愛に関してはその傾向が顕著です。

なので雑誌やネットで恋愛に関する情報を一生懸命調べます。

そこに書いてあることというのはだいたい共通しています。

「優しい男がモテる」「面白い男がモテる」などです。

そしてその中に「夢を持っている男性はカッコイイ」とも書いてあるのです。

だからそれを真に受けて一生懸命に夢を語る人もいます。

将来の計画を語るとき

ここまで読んで「最近、彼氏が将来の話をよくするようになったんだけど危ないの?」と思った人もいるかもしれません。ですがそのようなケースは心配ありません。

男性が将来の計画を話すときというのは結婚を意識しているからです。

結婚したら子供は何人欲しいとか、どこに住みたいという話をすることで価値観を探っているのです。

自分の理想とする家族と、彼女が理想とする家族が大きく異なっていないかを確認しています。

これは夢というよりも実現可能性の高い計画と言えます。

付き合いが長くなって彼氏がそういう話を始めたら、結婚について具体的に考え始めている可能性が高いと言えます。

ダメ男が女性を引き止めるためにあえてそういう話題を出すこともありますので注意は必要です。

何はともあれ口説くときに将来の夢を語る男は要注意です。話の内容ではなく現在の立場と成し遂げた実績で判断しましょう。