恋愛依存症の女性の特徴!当てはまっていないかチェック

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恋愛依存症とは見捨てられるという強力な不安によって恋人に執着している状態のことです。

原因は育った家庭環境やトラウマにあることが多いです。それによって自己肯定感が低くなり、正常な判断力を失います。

ダメ男と言われる相手にばかり惹かれてしまうのも恋愛依存症の傾向の一つです。

当方に相談に来る女性の中にも、自分で気づいていないけれど恋愛依存症に陥っている人は多くいます。

あなたも恋愛依存症の特徴に当てはまっていないかチェックしてみてください。

恋愛依存症の女性の大きな特徴は見捨てられ不安

恋愛中に好きな人をのことを考えるのは普通のことですが、恋愛依存症の場合は異常なまでに相手のことを考えます。

仕事中や勉強中、他の友達と遊んでいるときも相手のことが頭から離れません。

相手の言った些細な言葉や行動の意味をあれこれと考えてしまいます。

たいていは悪い方向へと考えてしまい、自分のことを嫌いになったのでは?他の異性と一緒にいるのでは?と不安が大きくなります。

これらの思考の根底にあるのは「見捨てられるのでは?」という不安です。

この状態が悪化すると相手のことを考えても、考えなくても不安になってしまうため、人と会うことが億劫になったりします。

恋人に会えない時間は一人で部屋にこもってひたすら相手のことを考えていたいという欲求が大きくなっていきます。

逃げる相手(回避依存症者)に惹かれる

恋愛依存症の女性のパートナーに多いのが回避依存症の男性です。回避依存症は親密な人間関係を避けようとする特徴を持っています。

幼少期に親から過剰な支配を受けたり、過去の恋人との恋愛において感情を疲弊させられたことがトラウマとなり他人と関係を結ぶことを恐れているのです。

回避依存症は支配されることと、見捨てられることを恐れます。恋人に散々振り回され心が疲れ果てたところで捨てられてしまうことを恐れているのです。

しかし本当に人間が嫌いなわけではありませんので、自分が主導権を握れそうな相手を見つけると強く惹かれさり気なくアプローチしてきます。

そのターゲットとなりやすいのが恋愛依存症の女性なのです。

回避依存症の男性は付き合ったとしても恋人のために時間や労力を使うことはありません。時間や労力を使わないことで相手を支配しているという実感を得ているのです。

そんな態度に恋愛依存症の女性は惹かれてしまいます。なぜなら回避依存症の男性の気持ちを振り向かせることで子供時代のリベンジをしようとするからです。

子供時代に愛情が得られなかった恋愛依存症の女性は、親と同じように自分に関心を払わない相手の愛情を得ることで、過去を癒すことが出来ると潜在意識で思っているのです。

恋愛の初期段階において恋愛依存症の女性と回避依存症の男性は強く惹かれ合いますが、長く一緒にいればいるほどお互いが傷つく関係になります。

必要とされている状態を必要とする・共依存

恋愛依存症の中でも多いパターンがこの共依存タイプです。

一人では生きていけないタイプや、社会不適合者、恋人を利用することに罪悪感を持たない人に惹かれやすい傾向を持っています。

共依存タイプの恋愛依存症の女性は自尊心が低いため、人から必要とされることによって自分の存在価値が認められたような気分になるのです。

そしてそういう雰囲気を醸し出しているため依存心の強い異性を引きつけてしまいます。

恋人から都合よく利用されているだけということに気づいて別れを決心しても、相手から「俺にはお前が必要だ」などと言われると別れられなくなってしまいます。

相手を見捨てることに対する罪悪感とともに、自分の自尊心がくすぐられる感触も覚えているのです。

共依存タイプの恋愛依存症の女性は「必要とされている状態」を必要としているため、しっかりと自立した男性には魅力を感じ難いといえます。

ダメな相手ばかり好きになる

恋愛依存症の女性は、穏やかで誠実な人と結ばれたほうが幸せになれるということを頭の片隅では理解しているのですが、好きになるのはいつもダメな相手ばかりです。

大切にしてくれない人、ギャンブル依存症者、アルコール依存症者、暴力を振るう人、浮気性の人(又は既婚者)、仕事をしない人などを好きになりやすい傾向にあります。

場合によってはそのような相手からお金を要求されることもあります。

(恋愛依存症の男性の場合はセックス依存症者、万引きクセのある人、リストカットをしている人などを好きになりやすい傾向にあります)

このような相手を好きになったり、別れることができなかったりするのは心のどこかで相手が変わってくれるという期待を持っているからです。

変わってくれるというよりも「自分なら変えられる」という根拠のない自信を持っているのです。

浮気ばかりする相手でも「本命は自分、いつか自分だけを愛してくれる」と思い込みます。

仕事をしない相手の場合は「世の中にある会社が彼(または彼女)の能力を正しく評価できていないだけ」などと歪んだ思考になることもあります。

恋愛依存症の女性がダメな相手を好きになると、それを治させるために多大な労力と時間を相手のために使います。

本当は相手の問題なのにいつの間にか自分の問題になっているのです。

不幸な境遇にいる人が好き

不幸な境遇にいる異性を見ると恋人として助けてあげたくなるのも恋愛依存症の特徴と言えます。

親の愛情不足によってグレてしまった相手や違法な仕事をしているような相手に強く惹かれます。

他の人は見捨てるような相手でも自分が救ってあげなければ思います。自分なら幸せにすることが出来ると考えるのです。

一見、相手の幸せを思っているように見えますが、これは恋愛依存症の女性自身の心の安定のために沸き起こる感情です。

恋愛依存症の女性は自己肯定感が低いため誰かを救うことで、それが高まるということを無意識に知っているのです。

また、自分よりも不幸な立場にいる人間を側においておくことによって、自分自身の問題に向き合わずに済みます。

ただし、このようなパターンの恋愛をしても相手の重荷になってしまったり、相手から都合よく利用されてしまったりと悪い結果になることが多いです。

近所のゴミ拾い活動には参加することはないけれど、大震災のボランティアのように困っている人の存在を認識できる場所には真っ先に行きたくなるという人はこのような恋愛傾向を持っている可能性があります。

自分を否定する人から離れられない

恋愛依存症の女性は恋人から悪口を言われたり理不尽に怒られたりしてもそれを都合よく解釈します。

どんなに酷い言葉を投げかけられても「自分のためを思って言ってくれているんだ」と考えます。

たとえ相手の言っていることが矛盾していても気がつきませんし、気づこうともしません。

恋人から否定されることに一種の心地良さを感じています。なぜなら子供時代に親から否定されつづけそれが当たり前の環境になっていたからです。

都合の悪いことは歪めて解釈するか、なかったことにしてきたのです。それが生存戦略の一つでした。

自分のことを否定する相手でも離れることができないという女性は、自分が生き延びることのできた戦略を再び使うことのできる環境に居心地の良さを感じている可能性があります。

刺激的な恋愛ばかり求める

過去のトラウマやたった一度の刺激的な恋愛がきっかけとなり、それ以降は常に激しい恋愛を追い求めてしまうという恋愛依存症の女性もいます。

生理学の観点から見ると恋愛中はPEA(フェニルエチルアミン)というホルモンが分泌されます。

このホルモンは中枢神経の強い興奮をもたらしそれが快感へとつながります。

PEAは刺激の強い恋愛ほど多く分泌されると言われているため、そういった恋愛がクセになってしまうのです。

このタイプの恋愛依存症の女性は既婚者や友達の恋人、犯罪行為を行っている人などに惹かれやすいのですが、いざ相手が自分のものになってしまうと驚くほど早く熱が冷めてしまいます。

自分自身が不幸な境遇や危険な状況にいることを実感できないと、恋愛において感情が揺さぶられない状態といえます。

自分の理想に強くこだわる

誰でも理想の恋人像や恋愛像というものは持っていますが、それに強くこだわりすぎてしまう女性は恋愛依存症の一つの類型に当てはまる可能性があります。

このタイプは新しい恋人候補と出会う度に相手の一部の長所だけを見て「この人こそ自分の理想通りの恋人に違いない」と思い込みます。

そして付き合うことになった場合、初期の段階では自分の理想と異なる部分があっても、良い部分に視線が向いているので気づきません。無意識に気づかないフリをしているともいえます。

しかし、時が経つにつれて初期のドキドキした楽しい感覚がなくなり、相手の悪い部分も目につくようになってきます。

すると気持ちが冷めてしまうので突然別れを切り出して相手を困惑させることがあります。

そうでない場合は「あなたは変わってしまった」などと言って相手を責めます。(実際には変わったのではなく他の部分も見えるようになっただけですが)

どちらにせよこのパターンの恋愛関係は長続きはせずに終焉を迎えます。

そしてまたすぐに新しい恋人候補を出会い「今度こそは…」と言って毎回同じことを繰り返します。

いつか理想の相手と出会って幸せな人生が始まると常に妄想し続けるのです。

異性との恋愛によって自分の人生が大きく変わるというシンデレラストーリーを期待している女性に多いパターンといえます。

恋愛依存症によるセックス依存症

恋愛依存症の女性の場合、行為そのものから得られる興奮の虜になることもありますが、自己肯定感の低さが原因であることも多いです。

女性の場合は多くの異性から求められるという実感を得るための手段としてセックスを用います。

(男性の場合は多くの女性を手に入れることのできる自分は優秀なオスなのだという実感を得るための手段としてセックスを用います)

どちらの場合も低い自己肯定感を高めるためという点で共通しています。

恋人と別れた寂しさを紛らわせるために一晩だけの関係を持ってしまったという人は少なくないでしょう。それがその時だけであればそれほど心配はありません。

しかしストレスが溜まったりや落ち込む度にセックスで自分の心を癒すのが当たり前になってしまっている人は恋愛依存症によるセックス依存症と考えられます。

一つでも当てはまったら注意

以上が恋愛依存症の女性によくある特徴です。

一つでも強く当てはまるものがあった場合には、今一度、自分の恋愛スタイルを見直してみてください。

そして、自分自身に対する誤った低評価をしていないか確認しましょう。

恋愛依存症の女性が結ぶ歪な異性関係の多くは、自分に対する低い評価にあることが多いのです。

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