あなたがいつも好きな人に嫌われてしまうのは最悪な態度を取っているからです。
好きと意識している相手に対して自分で気がつかないうちにおかしな態度を取っているのです。
あなたがアピールになると思っていることはたいてい逆効果になっています。
すでに嫌われている人は「意外と良いところあるな」という印象に変えなければいつまでも嫌われたままでしょう。
不自然な探りを入れている
好きな人に彼女がいるのか?好きな人がいるのか?もしくは休日にデートする相手がいるのか?ということが気になるのは当然です。
しかし余計な探りを入れるのはおすすめしません。嫌われる第一歩です。
好きな人が「明日は遊びに行くんだ」と言ったときにあなたは「彼女と?」と聞いていないでしょうか?
または飲み会が長引いているときに「こんな遅くなったら彼女が心配するんじゃない?」などと聞いていませんか?
彼女の有無を確認したいのと「彼女はいないよ」という一言を聞いて安心したいという願望があるのでしょう。
あわよくば「最近女の子と遊んでないな~今度遊ぼうよ」とでも言ってもらえると期待しているのかもしれません。
しかしこの質問をして良いのは彼女がいることをあなたが知っていると好きな人が認識している場合のみです。
それ以外の状況ではとても不自然な質問です。どこかの恋愛指南書でこのような方法を推奨しているようですが嫌われるだけです。
よほどモテない男性であれば「彼女がいるように見えたのかな」と嬉しい気持ちになるかもしれません。
しかしほとんどの男性はこれを聞かれてウザいと思います。そしてあなたはウザい女に認定されて距離を置かれるのです。
ここで挙げた例に限らず好きな人ができると鬱陶しい探りを入れたがる人が多いのですがやめましょう。
探りを入れるにしても絶対に感づかれない方法にするかストレートに聞きましょう。
そもそも彼女がいようと友達以上恋人未満の存在がいようとどうせ付き合えるのですから気にしなくて良いのです。
独占欲が悪口を生む
片思いのときの好きな人を独占したいという欲望は自分で思っている以上に強いです。
そのため他の女性を排除したいと無意識に思います。それが悪口となり好きな人から嫌われます。
好きな人が他の女性とどこかへ食事に出かけるというと「そこの店はイマイチだよね」などと言ってしまうことがあります。
時には相手の女性の悪口やネガティブな情報を吹き込もうとします。
人間は自分の選んだものを悪く言われると嫌な気持ちになります。特に男性はその傾向が強いです。
男性が決めたであろうプランを貶すのは良くありません。男性は自分で選んだものとプライドを結びつけて考える習性があるのです。
好きな人を他の女性から遠ざけるために悪い情報を吹き込むのはやめましょう。
意見としては受け入れてもらえませんが悪口を言う人という印象はしっかりと残るので嫌われます。
逆効果のアピールに気づかない
いつも好きな人に嫌われるという人はアピールの仕方を勘違いしていることが多いようです。
自分では何もしていないつもりでも好きと意識した途端に他の人に対する態度とは多少変わることが多いです。
そんな些細な変化の中に下心が見え隠れするので相手が引いてしまうのです。
このことは忘れないでください。無意識にやっている態度に下心がバレバレのものが混ざっている人が多いのです。
好きな人へのアピールはたくさん接触することではなく効果的に接触することです。
これを勘違いして頻繁にアピールしようとするから鬱陶しいと思われ嫌われるのです。
例えばあなたが女友達と話しているときに近くに好きな人がいたとします。
そのときに好きな人に聞こえるような大声で会話したりオーバーリアクションで存在をアピールしようとする人がいます。
こういった行為は嫌われることはあっても好かれることはありません。やたらと自分の話をするのもダメです。
それほど親しくなったわけでもないのに馴れ馴れしくしたり頻繁に連絡してしまう人も要注意です。
接触機会が増えるほどに好きになることを心理学で「単純接触効果」と言います。
有名な効果ですから知っている人もいるでしょうし実践している人もいるかもしれません。
しかしこの効果は嫌われている人にやっても逆効果です。
あなたも嫌いな人に何度会っても態度が変わらなければ好きにはなりませんよね?
嫌な部分がより目に付くだけですから嫌われるのです。
間違えたアピールの厄介なところは自分では正しいことをしていると強く思い込んでいることです。
どこかで見直さないといつも好きな人に嫌われるという負の習慣から抜け出すことが出来なくなってしまいます。
一度嫌われてしまったからといってそこから挽回できないわけではないので安心してください。
まずは適度な距離感を保ち「意外と良いところあるんだ」と思わせることです。
最初の印象が悪くてもちょっとした良い面を見せることで評価が大きく変わることもあります。これを心理学で「ゲイン効果」と言います。
とりあえずは「嫌な人だと思っていたけれど実は良い人」と思わせるところまで戻しましょう。