好きな人と話す話題は3つ!科学的に仲良くなれるネタ

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好きな人と話すのは楽しいものです。

しかしせっかく話すのなら、それだけで終わってしまうのはもったいないことです。

会話によってこちらのことを好きになってもらいましょう。

そこで今回は科学的に仲良くなれるネタを3つ紹介します。

1.寝ている時に見た夢の話題

寝ているときにどんな夢を見たか話すことで共感が増します。

ただしあなたが一方的に話してはいけません。

他人がどんな夢を見たか聞かされるだけでは退屈なものです。「この子の話はつまらないな」と好感度が下がる可能性もあります。

そこでどうすれば良いかというと、その夢の内容を聞いてどう思うかという見解を聞くのです。

例えば「雲の上でフワフワしてる夢を見たのだけど、どんな意味があるのかな?」といった聞き方をしましょう。

スウォンジー大学の研究者らが2人1組のペアに夢の内容を共有させる実験を行っています。

それによると、夢について聞かされ意見を求められた側は、夢を話した人に対する共感の気持ちが高まることが分かっています。

退屈な他人の夢の話であっても、意見を求められることで自分が主役になりますから、楽しくなるのです。

なぜ夢の話によって共感が増すか理由は分かっていませんが、夢という曖昧なものを共に具体化していくプロセスが何らかの感情の変化を起こすのかもしれません。

ちなみに誰かと夢の話をするとその人が夢に出てくるという人もいます。夢に出ると意識してしまうという人もいますから、そういった意味でもおすすめです。

ただし、自分から夢に好きな人が出てきたという話はしないほうが良いです。好意をアピールしようとしているのがバレる可能性があります。

また、同じ夢でも、将来の夢について語るのも注意が必要です。普段からそういう会話をする間柄であれば問題ないですが、そうでないなら夢を語る行為は「口先だけの人」と思われるリスクもあります。

2.親密さが増すポジティブな話題

好きな人とポジティブな話題を共有することであなたの印象も良くなります。

脳は話の内容を話者のイメージに結びつける習性を持っています。

例えばあなたが何かの試験に合格したという情報を知らせてくれた人がいたとします。

この場合、その人が試験とは何も関係なかったとしても、その人に対して良い印象を持つはずです。

このような現象を心理学で「自発的特徴変換」といいます。

つまり、あなたが好きな人にいつも楽しい話題を提供していると、あなた自身も楽しい人というイメージを持たれるということです。

良い話題を共有した人同士は親密さが増しやすいことは複数の研究からも分かっています。

逆にネガティブな話ばかりだとあなたの印象もそうなってしまいますから注意が必要です。

ただし、良いニュースといってもYahooニュースのように多くの人が見ている話題を毎回のように話すのは避けましょう。ありきたりな話しか出来ない人間と思われる可能性があります。

また芸能ニュースも低俗な人間と思われることがありますから相手が好きでない限りは控えましょう。芸能人の死去のニュースなどは最悪です。

3.心を開示する「きっかけ」の話題

好きな人と話す話題として趣味のネタは定番です。

聞かれた側も自分の好きなことですから話していて楽しいと思います。

しかし、好きな人との会話としてはあと一歩足りません。

異性同士が仲良くなるには自己開示が必要です。要するに自分の深い情報をどれだけ出すかということです。

基本的に親密な相手ほど自分の情報を良く知っているものです。逆に自分の情報をたくさん知らせている相手とは親密なのだとも思います。

なので自分の内面を曝け出すほどに相手との距離が近づくのです。

初対面の会話で異性との仲を深めるネタ」でも書いた通り、こちら側が思っているほど、会話に慎重になる必要はないのです。

とはいえ、突っ込み過ぎるのもいけません。そこでもう一歩踏み込むのにちょうど良いのが「きっかけ」の話です。

趣味の話になったときに、それをやろうと思ったきっかけは何だったのか聞くのです。

きっかけの話をするときはそのときの気持ちについての言及をする機会も多いですから、通常の趣味の話よりも自己開示が促進されます。

もちろん、きっかけの話というのは一例ですから、他の話題でもかまいません。

突っ込み過ぎない範囲で、表面的な話題よりも一歩踏み込んだ話題であれば良いのです。

好きな人との会話で何を共有したいのか?

好きな人との会話で何を話そうか事前に決めておいても、その時になると忘れてしまうこともあります。

うまく話を持っていけないこともあるでしょう。無理して不自然な会話になってしまっては元も子もありません。

基本的にはあなた自身も楽しむことが大切です。

好きな人と何を共有したいのか?という意識だけ持っておけば失敗は少ないのではないでしょうか?

誰かの愚痴を言ってネガティブな気分を共有したいのか?

楽しい話題でポジティブな気分を共有したいのか?

そこだけ考えていれば自ずと話すべきことは見えてくるはずです。

参考文献:Mark Blagrove, Sioned Hale, et al. (2019). Testing the Empathy Theory of Dreaming: The Relationships Between Dream Sharing and Trait and State Empathy.

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