「何回目のデートで告白をするのが良いのでしょうか?」という相談を受けることがあります。
アンケートを取ると3回目のデートでどちらかが告白をして付き合うことになったというカップルが多いそうです。
私がカウンセリングの中で聞いた話でもそれくらいの回数が多いです。
何回目のデートでヤリたいか?という調査はあった
デートの回数と告白の成功率に関するデータがないかと思って論文を探してみたのですが海外のものを含め見当たりませんでした。
英語のサイトで「何回目のデートまでなら体の関係を持たなくても我慢できますか?(何回目でヤりたいか?)」というアンケートはあったのですが……
ちなみに男性は「1回目」が最多で女性は「愛が芽生えるまで」が最多でした。男性が正直に答えすぎてて笑ってしまいます。
最適なタイミングとは
当然ですが何回目のデートで告白するべきかというのは二人の関係性によっても異なります。
学校や職場で毎日会っているのであれば1回目のデートで告白しても良いでしょうしデートをしなくても告白することも不自然ではありません。
私の個人的な意見としては回数に関係なく告白が「申込」ではなく「確認」になったときが最適なタイミングだと思います。これに関しては最後に説明したいと思います。
3回目のデートで告白すると成功する理由
回数は関係ないとはいえ3回目のデートで告白して付き合うカップルが多いというのにはそれなりに説明がつきます。
友達から紹介された異性などであればよほど嫌いな相手でもない限り1回目のデートには応じる人が多いと思います。
そして初めてのデートが面白いと感じた場合に2回目のデートへとつながります。
この時点でお互いのことをより深く知ろうと思います。
同時に自分自身の気持も確認します。相手のことが好きなのか?付き合っていくうちに好きになれそうか?といったことを考えるのです。
3回目のデートに応じてもらえた時点でOKの可能性が高い
そして2回目のデートが終わった段階で3回目も会いたいと思うようであれば好意を持っている可能性が高いと言えます。
つまり3回目のデートに応じる段階で告白が成功する確率はかなり高いということです。
仮に3回目のデートまでいったのに振られてしまった場合でもリベンジできる可能性は残されています。
可能性が完全にゼロであれば3回もデートに応じることはないからです。
体の関係を持ってしまったらダメ
ただしすでに体の関係を持ってしまっている場合はデートの回数と付き合える確率は全く関係ありませんので注意してください。
男性は付き合えない相手でも生理的に無理でなければ体の関係を持つことができるという人は多いです。
都合の良い関係と思っていた女性から急に「付き合おう」と言われたら慌てて逃げ出すでしょう。
4回目のデートは鬼門なのか?
「3回目までは良い雰囲気だったのに4回目のデートから急に相手が冷めてきた……」という話をよく聞きます。そしてダメ元で告白して本当に振られてしまうこともあります。
相手が冷めてくるのは5回目だったり6回目だったりするのですが3回目を超えたあたりから何かが変化することが多いようです。
恋愛初期の興奮があるから大好きじゃなくてもデートできる
デートを重ねるうちに冷めてくるということは男性はその女性のことを「大好きな状態」ではないということです。
あくまでも「付き合う可能性がある状態」なのです。
それくらいの思いの女性とのデートは多少の面倒臭さは感じるものです。
それでも盛り上がってデートが出来るのは出会いから恋愛初期にかけて特有の興奮があるからです。
新しく異性と出会って「もしかしたら付き合うかもしれない」という時期は非常にワクワクします。
お互いの知らない部分が残っているというのもより興奮を増す要因です。
関係が発展しないまま何回もデートを重ねると逆効果
しかし何度かデートを重ねるうちにお互いのこともほぼ知ることになると新鮮さが薄れてきます。
そのときに少しずつでも関係が発展していれば良いですがそうでない場合は興奮よりも面倒臭さが優位となります。
そもそも相手の女性のこと好きなのだろうか?好きでもないのになぜ何度もデートしているのだろう?という思考も芽生え始めると冷めてしまうのです。
友達の紹介などで知り合った男性の場合は関係が発展しないまま何回もデートを重ねると逆効果になってしまうこともあるかもしれません。
告白は「申込」ではなく「確認」のための儀式
冒頭でも書きましたがある程度の年齢になったら告白は「申込」ではなく「確認」のために行う儀式のようなものと考えた方が恋愛は上手くいくと思います。
告白さえ不要な状態まで持っていく
中学生や高校生であれば付き合えるか振られるか一か八かの勝負のような告白をしても良いでしょう。これは「申込」としての告白です。
しかし大学生や社会人になったら会うたびに距離を近づけてゆきどっちから告白しても絶対にOKとなるような状況まで持っていくことを意識したほうが良いです。
結婚式で神父さんに「永遠の愛を誓いますか?」と聞かれて「いいえ」と答える人はいませんがそのレベルまで持っていってから告白するのです。
告白がただの確認作業と言えるところまで持っていくのです。そこまでいけばそもそも告白すら不要なケースもあります。
判断力が鈍っているときに告白して一気に押してしまうというのも一つの手ではありますがそれだと長続きしないかもしれません。
告白を目的にしてはいけない
最初から無理だと思う相手に意識させるための作戦として告白してしまうという方法もありますが毎日会える関係であれば焦る必要もないでしょう。
もちろん何の発展もさせないまま何回もデートしていると相手が冷めてしまうかもしれませんので関係を発展させることを意識しなければなりません。
くれぐれも「告白すること」を目的にしないようにしましょう。好きな人と付き合うのが目的なのです。