遠距離の片思いのアプローチ方法は好きな人との親密さによって異なりますので全員が同じ方法で成功するわけではありません。
ゆっくりと距離を縮めていった方が良いこともあれば最初に告白してしまった方が良いこともあります。
好きな人との仲が良ければ頻繁に連絡してもＯＫ
元から好きな人との仲が良いのであればそれまでのペースで連絡を取り合うかほんの少しだけ頻度を高くしても良いでしょう。
特に相手が転勤や進学で新しい環境へと移動した直後の場合は周囲の環境に馴染んでいないので不安や寂しさを感じている可能性もありますからチャンスです。
あなた自身が引越しをしたことで遠距離になった場合は寂しかったので連絡してしまったという言い訳でもかまいません。
それだと好きな気持ちがバレそうで怖いという人は何か相談やアドバイスを求めるという体裁で良いです。
男性は人に頼られたりアドバイスをして役に立ったと思いたい人が多いのです。
どれくらいの頻度で連絡をするのか？メッセージだけか電話もするか？といったことに関しては好きな人のタイプを見極める必要があります。
毎日長いメッセージのやり取りをする男性もいればたとえ「おはよう」の一言だけでも毎日だと負担に感じる男性もいます。
毎日連絡をしなくても相手が最も頻繁に連絡を取る相手が自分という状態にしておけば大丈夫です。
連絡を取り合うだけではこれ以上恋愛が進展しないと思ったら会いに行きます。
突然「会いたい」というよりは様子を伺ったほうが良いでしょう。
「友達に会いにいく途中で寄ろうかな？」とか「そっち方面に旅行でも行きたいな」とさり気なく言います。
相手もあなたのことが好きならチャンスだと考えて反応してくるでしょう。具体的な話につなげてくるはずです。
相手の反応がないのはあなたに興味を持っていないか本当に忙しいと考えられます。もしくはあなたの話した内容に具体性が足りないと言えます。
頻繁に連絡を取り合って会うことに対して相手も乗り気であれば遠距離でも成就する可能性は高いでしょう。
男性の方から告白をしてくることも珍しくはありません。
会っても脈アリかどうかの判断がつかないこともあります。
その場合は「絶対に無理なパターン」と直感がない限りは告白してしまっても良いと思います。
仮に振られてしまったとしても相手に意識させることは出来ます。告白をきっかけにあなたのことを異性として見ることもあるのです。
遠距離の片思いの場合は頻繁に会うことは出来ませんから何度もデートをしているうちに気が付いたら付き合っていたということは起こりにくいのです。
自分からアプローチして相手に意識させることが大切になってきます。
好きな人と親しくない場合
遠距離の片思いで悩む人の場合こちらのパターンの方が多いのかもしれません。
好きな相手が遠くに住んでいるうえに連絡することさえほとんどないという関係です。
この場合はまずは連絡を取り合える関係にならなければなりません。
相手が引越してしまった直後であれば「落ち着いた？」と様子を伺うようなメッセージを送ることはできます。
長いこと連絡をとっていない場合でもきっかけはいくらでも作ることができます。
相手の得意分野に関することで質問があったからでも良いですし、近くに旅行で行くことになったのでおすすめの場所ある？でも良いです。
久しぶりに連絡をすることを躊躇ってはいけません。たとえ悪い反応が返ってきたとしても会うことはないのですから恥ずかしがる必要はないのです。
ただし注意して欲しいことは相手の住んでいる地方で台風などの自然災害が発生したときに「大丈夫だった？」というメッセージを送るのはやめましょう。
いつも連絡を取り合っている仲であれば問題ありませんがそのときだけ連絡するのは逆効果となりやすいのです。
人間は自分の気分によって相手に対する印象が変わるものです。大変なときに連絡をするとそれがあなたの印象と結びついてしまうことがあるのです。
東日本大震災のときに頻繁に流れたコマーシャルに嫌悪感を抱いている人もいると思いますがそれと同じことが起こる可能性があるのです。
仮に相手が全く安全な場所にいたとしても不幸な出来事をだしに使うタイプの人間と思われるリスクもあります。
何度かやり取りを続けるうちに相手も意外とフィーリングが合うと思えば頻繁に連絡を取れるようになります。
今まであまり会話をしたことがなかった相手でも久しぶりの連絡がきっかけで盛り上がるケースは少なくないのです。
遠距離になりしがらみがなくなったことで気軽に連絡できるようになるということもあり得ます。
連絡を取っても良い反応が返ってこない場合はそのままやり取りを続けても期待は持てません。
それどころか鬱陶しいと思われてしまうリスクもあります。
そこで脈ナシと分かった時点で告白してしまうのもアリです。
脈のない相手というのは心を揺さぶらなければ振り向いてはくれません。
毎日会う機会のある相手であれば何気ない言動でドキっとさせることができますが遠距離ではできません。
遠距離にいる相手の心を最も効果的に揺さぶる方法が告白なのです。
告白しても振られてしまう可能性が高いですがそれも良いのです。
相手に意識をさせることが目的なのです。何とも思っていない相手でも告白されれば異性として意識しやすくなります。
特に男性というのは振ったとしても自分に告白してくれた女性のことは良い印象のままいつまでも覚えていることが多いです。
振られた後にどうするかですが「せめて友達としてこれからもお願いします」ということは言わないほうが良いです。相手から言ってきた場合は構いませんが。
告白して振られたら一旦は身を引いて連絡をするのを止めましょう。
相手に「もったいないことをしたかな……」と思わせる必要があります。
好きではない相手でも告白されるとしばらくは相手のことを考えるものです。
そのうちに気持ちに変化があらわれることもあります。
一度告白して振られた後は待機期間です。我慢できずに連絡をしたくなるかもしれませんがそれをしたところで付き合える確立が高まるわけではありません。
相手から反応があれば返信しても良いですがそうでなければしばらくは放っておくのです。
時間を置いても諦めることができない場合のみほとぼりが冷めたころを見計らって連絡するのです。
遠距離の片思いは不利なのか？
好きな人へのアプローチという視点で見れば遠距離は不利なことが多いです。
毎日会っていれば様々な作戦を試すことができますが遠距離ではそうはいきません。
また男性からしても「近くにいれば付き合っていたけれど遠距離恋愛をしてまでは……」という場合もあります。
そういう意味では時間や費用、体力を使ってでも付き合いたい相手と思われなければ遠距離の片思いが成功する確率は低くなるでしょう。
好きな男性の側に他の女性がいればそちらの方が有利といえます。
しかし遠距離の片思いにもメリットはあります。
それは告白をして振られてしまったとしても気まずくはならないということです。
また毎日顔を合わせなくてすむので自分の気持ちも楽です。
遠距離の片思いは辛いですが大胆な行動を取りやすいと気持ちを切り替えましょう。
遠距離の片思いに関しては告白せずに後悔する人は多いですが告白して後悔する人は少ないです。
好きな人との関係性とタイプを見極めて正しい方法でアプローチすれば成功するチャンスはあると言えます。
