LINEアイコンは自分がどんなキャラクターなのか知ってもらうために役立ちます。
どんな画像をアイコンにするかは、自分をどう見せたいかというメッセージでもありますから、思っている以上に相手に影響を与えるものなのです。
何も考えずに自分で撮影した顔写真だけを載せていると悪いイメージを持たれてしまうかもしれません。
あなたがモテるLINEアイコンにしたいと思っているなら、あるモノを入れる必要があります。
何をしている人物か一目で分かるアイコン
ミズーリ大学のホン・ソヨンとケビン・ワイズは同じ人物の異なるプロフィール画像を100人以上の学生に評価させました。
その結果、ソーシャルキューを含む画像を使用したほうが外見的にも社会的にも評価が良くなることが分かりました。
ソーシャルキューとは社会的な手がかりという意味です。
例えばあなたがプロスポーツ選手であればプレイ中の写真などがそれに該当します。
普段どんなことをしている人間なのか?どの社会に属しているのか?が視覚的に判断しやすいもののほうが良い印象を与えることができるのです。
何かをしている最中の画像というのはナルシストと思われないためにも重要です。
ある研究ではSNSに自撮りばかり投稿する人はナルシストと判断され嫌われることが分かっています。(※実際にインスタに自撮りをたくさん投稿する人はナルシストという研究もあります)
作業中の写真は他人が撮ったものと認知されやすいですから、自撮り好きな自己陶酔傾向のある人物と思われずに済みます。
プロフィール画像についたコメントにも注意
LINEアイコンに限らず、インスタやフェイスブックなどのSNSにも自分の画像を載せているかもしれません。
このときにプロフィールとして最初に表示される画像に他の人からどんなコメントがついているかにも気を配ってください。
友人や知人から肯定的なコメントが多くついている人のほうが評価は良くなります。
なぜこのようなことが起こるかというと印象形成の仕組みに原因があります。
人は自己的に生成されたものより他人によってもたらされた情報によって印象をつくる傾向があるのです。
そのため第三者がどんな評価をしているのか?ということが他者を評価するときに大きく影響します。
ですから仮に軽い冗談であっても貶めるようなコメントは削除したほうが良いです。
初めて見る人にはそれが冗談か本気かの区別はつかないのです。余計な情報によって悪いイメージを与えてしまうことは避けなければなりません。
せめて他撮り画像をLINEアイコンにしよう
ソーシャルキューのある画像が準備できない人でも、せめて他撮り画像にしましょう。
撮ってくれる人がいないならタイマー機能を使ってください。
多くの人が自撮りを投稿しているので感覚が麻痺しているかもしれません。
しかし、一般人の自撮りを見たとき本能的には「ナルシストっぽくて気持ち悪い」と思ってしまう人は多いのです。
恋愛では好かれていないだけなら何とかなります、しかし気持ち悪いと思われたらそこから挽回するのはかなり厳しいです。
余談ですが採用活動のために応募者のアカウントを調査する企業もあります。
このときもソーシャルキューがある画像をアイコンにしている方が社会的つながりが多い魅力的な人と判断されやすいと思います。
参考文献:Seoyeon Hong. (2012). The Real You? The Role of Visual Cues and Comment Congruence in Perceptions of Social Attractiveness from Facebook Profiles.