付き合う前はよく喋っていたのに最近になって彼氏の口数が減ったと思うことはないでしょうか?
こういった現象は決して珍しいことではありません。
彼氏が喋らなくなったからといって愛情がなくなったワケではありませんので安心してください。
男性は目的のない会話が苦手
なぜ喋らないのでしょうか?
それは元々喋ることが得意ではないからです。
男性と女性では会話の目的が異なります。
女性は共感や安心のために会話をします。
しかし男性は目的達成または相手が信用できるかどうかを判断するために会話をします。
つまり最初の頃に男性がよく喋っていたのはあなたと付き合うという目的があったからです。
この場合は無口な男性も雄弁になるのです。
そして付き合うか肉体関係を持つことで目的が達成されるので喋らなくなるのです。
愛情がなくなったのではない
彼氏が喋らなくなったとしても心配する必要はありません。
会う回数が極端に減ったり真剣に話したいときに向き合ってくれないとかでない限りは大丈夫です。
愛情がなくなったということではないのです。
神経伝達物質の分泌が治まり興奮がなくなってしまったのです。
この興奮のおかげで男性は意味のない会話も楽しむことができたのです。
落ち着きを取り戻した彼氏にとっては目的のない会話はちょっと苦手なのです。
お互いに気まずい思いをしていないのであれば無理に何かを変える必要はありません。
無言が気まずくないのはむしろ良いことです。
喋りすぎる彼氏も問題
付き合って長くなるのに彼氏が喋りすぎるのは問題です。
もともとお喋りな可能性もありますが他に話す相手がいない可能性が高いのです。
人は自分が関係している事柄について意見を主張したいという欲求を持っています。
自分が重要な存在であるということを認識できるからです。
恋人との関係、趣味の集まり、職場などそれぞれの場所で意見を尊重されたいと思っています。
しかしそれらの場所で聞いてくれる相手がいないと他の場所で話すことになります。
たとえば彼氏が仕事の細かい話まであなたにするようだと職場で重要な人物と評価されていない可能性があるということです。
喋らないからといって聞き上手なわけではない
彼氏が喋らないからと言って一方的に喋るのはやめましょう。
特に愚痴は駄目です。
聞かされるだけで疲れてしまいます。
また話題に出てくる第三者の印象は話し手に結びつけられやすくなります。
これを心理学で「自発的特徴変換」と言います。
つまりあなたが誰かの悪口や愚痴を言うとその悪いイメージがあなたにもついてしまうのです。
話を聞いてもらうのは心地良いものですが聞き手はどう思っているかということも配慮したほうが良いでしょう。