元彼に感謝や謝罪を伝えたいと思っても何もしないほうが良い

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揉めたり変な別れ方で最後が中途半端になってしまった場合、せめて最後に感謝や謝罪の気持ちを伝えたいと思うかもしれません。

しかしそれは止めた方が良いです。

そこに心からの「ありがとう」の気持ちはないはずです。自分をアピールしたいという自己中心的な考え方しかありません。

これでは復縁できる可能性があったとしてもそれをゼロにしてしまいます。

別れを告げられたその時であれば感謝や謝罪を伝えるのは良いことです。

しかしある程度の時間が経っていたら何もせずに冷却期間に入りましょう。

復縁可能性を下げる危険な勘違い

別れた元彼に感謝や謝罪を伝えたいと考えているときのあなたの本心はなんでしょう?

仮に次のような勘違いをしているとしたら復縁できる可能性は下がると思ってください。

【勘違い1】会える権利は当然ある

気持ちを伝えるのなら直接会いたいと思うでしょう。

そのときに「これで最後なんだから会ってもらう権利は当然ある」と思っていたら危険です。

2人の関係は終わっているのですからそのような権利はありません。

【勘違い2】感謝のラインは元彼の心に響く

会えないとしたらラインで感謝の気持ちを伝えたいと思うかもしれません。

あなたは時間をかけて一生懸命に文章をつくります。

そしてこれだけ思いを込めたのだから受け取った元彼の心に響くと期待するでしょう。

しかし残念なことにあなたが想像しているほどに元彼の気持ちは動きません。

【勘違い3】復縁のチャンスが生まれる

あなたは頭の中では終わりにしようと思っているのですが心のどこかでは復縁を期待しているはずです。

だから感謝や謝罪を伝えたいと思っているのです。そしてそれがチャンスにつながると思っています。

しかしこのタイミングで気持ちを伝えても復縁の可能性が高まることはありません。それどころか下がります。

余計なアピールが復縁可能性をゼロにする

別れた後のタイミングで最後に感謝の気持ちを伝えたいという考えが浮かんでしまうタイプはその可能性を自分で低くします。

なぜなら次のような中途半端なアピールをしてしまうからです。

さり気なく未練を見せる

感謝の気持ちを伝えたいと思っても「今までありがとう」だけで済ませることはないでしょう。

「あなた以上に好きになれる人はいないと思いますが私も新しい恋愛を始めます」などとさり気なく未練を見せがちです。

これを受け取った元彼は非常に重たい気持ちになります。

長文&ポエム

人間というのは不思議なものです。

友達の元彼から来た未練タラタラの長文ポエムを見せられると「気持ち悪い~」と言うのに、自分がその立場になると同じことをしてしまうのです。

他人のことは冷静に判断できるのに自分のことはちゃんとできない「ソロモン王のパラドックス」に陥るのです。

そしてその気持ち悪さに気づくまでに数ヶ月要してしまいます。当然元カレはドン引きしています。

気持ちを隠そうとして盛大にバレる

未練というのは自分では隠しているつもりでも何気ない一言や表情に出てしまいます。

そのため未来の復縁の可能性が50%くらいあったのを0%にしてしまうのです。

例えば「新しい彼女とうまくいかなかったら相談乗るよ」というセリフも一見すると割り切っているように見えますが、関係を継続したいという心理の表れなのです。

別れ際にグダついて復縁できたケースは少ないのでこういったことをしてはいけません。

元彼はどう思っているか?

最後に会う時やラインを送るときはそれが切り札のように考えて何かするなら一番効果的と思うかもしれません。

なぜならあなたの中では最後のチャンスなので勝手に価値を高く評価しているからです。特別なものと思うでしょう。

しかし元彼からしたらそんなことはないのです。

ただのめんどくさいイベントでしかありません。

共通の友達がいる場合に自分の評判が悪くなるのが嫌だからとか、これできっぱり諦めてくれるならと思って会いに来るのです。

二人の間にはかなりの温度差があるのです。

そこで二人の出会いから今までのことや思いの丈をぶつけられても困惑するだけです。

下手すれば重たい女として記憶に刻まれてしまいます。

このような行動を取ってしまうと時間を置いても復縁できることはありません。

復縁したいなら今は何もしないこと

もしあなたが本当に「自分がスッキリしたいだけ」という気持ちしかないのであれば最後に会って感謝や謝罪の気持ちを伝えても良いでしょう。

しかし心のどこかで復縁を期待しているのなら余計なことをするべきではありません。

せっかくのチャンスを台無しにしてしまいます。

もうこれ以上食べられないと思っているときにお母さんから「お皿が片付かないから最後の1つ食べちゃってよ」と言われても嬉しくありませんよね。

それが食べ飽きているものなら尚更です。

あなたがやろうとしているのはこれと同じことなのです。