マッチングアプリで知り合って最初のデートでホテルに行ってしまったという女性も少なくないです。
そして相手の男性のことをけっこう好きになってしまっていたりします。
「相手の男性の気持ちはよく分からないけれど、体の関係から付き合うのもナシじゃないかな……」なんて思ってたりします。
それなのに次の日以降は男性の反応がイマイチだったり、音信不通になったりすることが多いです。
こんな状態になってしまっている女性に知っておいてほしい話があります。
残酷な結論を先に言わせてください。
マッチングアプリで初めて会った日にホテルに誘った男性はあなたに対してこう思っている可能性が高いです。
「プロフの写真よりも美人ではなかった…」
損した気分を性交によって補償したい
マンチェスター・メトロポリタン大学のジェニー・ヴァン・フーフ博士がある学会で話していたことなので、ほとんど知られていない話なのですが…
マッチングアプリの女性の顔写真と実物が違うときに男性は「体の関係を持つ権利がある」と考えることがあるのです。
このようなシチュエーションで男性にどのような心理が働いているか説明します。
これを知って二度とマッチングアプリで知り合った相手との初デートでホテルに行くようなことはしないでください。
1.会う前まで:「きっと可愛い子が来るぞ」という期待
まずマッチングアプリで女性の顔写真を見て良いなと思います。
会ってみて性格も合うようなら長い付き合いをしたいと期待します。
そして何とか会う約束をとりつけます。
このときの男性は女性が思っている以上にワクワクしています。
美容室に行くかもしれませんし、新しい洋服を買うかもしれません。
どうすれば上手くいくか友達に相談することもあります。
とはいえ男性もそこまでおめでたくはないのでプロフィールの写真と全く同じ顔だとは思いません。
多少は盛っていることくらいは予想しています。
男性だって同じことをしているのだから当然です。あらゆる角度から試して撮れた奇跡の1枚を載せているのです。
それでも未来の彼女候補と会えるということで期待は膨らみます。
2.写真と実物が違うと「損した」と思ってしまう
そして実際に対面するのですが、実は最初の数秒で答えは出るのです。
「マッチングアプリの顔写真と全然違う…。付き合うことはないな」と。
それでも食事と会話だけ楽しめれば良いのですが、男性は補償を求めてしまうのです。
女性に対してではありません。自分の行動に対してです。
会う約束をしてから今日まで色々とやってきた、そして期待もしてきた、それなのに今目の前にいるのは彼女にはなり得ない相手である……
今までの自分の行動は無駄だったのか……と勝手に考えます。損をしたような気にもなります。
3.損を取り戻すために体の関係を持とうとする
人間は自分の行動が無意味なものだったとは思いたくない生き物です。
そこで無意味ではなかったと思うために何らかの果実を得ようとします。
それが体の関係です。
「タイプの相手ではないがセックスできれば今までの労力の元は取れるな」と考えるのです。
これがマッチングアプリの顔写真と実物が違ったときに男性の中で自動的に生じる思考です。
あなたがマッチングアプリで出会ったその日に体の関係を持って、翌日から音信不通にされているならこういった背景があるかもしれません。
マッチングアプリの写真は盛りすぎちゃダメ
一昔前はネットで異性と知り合うというのはいかがわしいイメージを持たれていました。
しかし最近では年齢確認だけではなく、素性を明かさなければ登録できないマッチングアプリなどの登場により、有力な出会いの一形態となっています。
恋愛の悩み相談にいらっしゃる方でもマッチングアプリで彼氏と知り合ったという女性はかなりの割合でいます。
これから人工知能がさらに進化すれば相性の良い人と出会える可能性が最も高い場所がマッチングアプリということになるかもしれません。確率から考えてもそれが自然です。
しかし実物とかけ離れたプロフィール写真を載せると、ワンナイトラブの相手にされかねないので気をつけましょう。
もちろん、男性があなたのことを本気で好きになって「このチャンスを逃したら二回目は会ってもらえないかもしれない、体の関係を持ってしまえば情が沸いて付き合えるだろう」と考えていた可能性もゼロではありません。しかしそのようなパターンは非常に稀です。