いつも彼女がいる人ばかり好きになる…
好きになってから後で彼女がいることが分かるパターンが多い…
このような悩みを持つ女性にはいくつかの理由が考えられます。
分かりやすい理由としてはあなたが好きになるくらい魅力的な男性であれば他の女性も狙っている可能性は高いので彼女ができやすいということです。
それなりに出会いのある場所にいればよほど奥手でもない限りは彼女がいるほうが自然です。
その他の理由についてもう少し詳しく説明しましょう。
「彼女がいると分かっていて好きになるパターン」と「好きになってから彼女がいると分かるパターン」に分けて説明します。
彼女がいると分かっているのに好きになってしまうパターン
何となく良いなと思っていた男性に彼女がいると分かるとよりいっそう魅力的に見えてしまうことがあります。
彼女がいるということは少なくとも一人はその男性のことを異性として評価している女性がいるということです。
誰でもよほど捻くれている人でない限り他人が良い評価を下している人に自分も同じように良い評価するものです。
「人気のスイーツ」と言われると美味しいものだろうと無意識に評価してしまいますよね。これと同じことが男性の評価でも起こっているのです。
人の彼氏を奪うことに興奮を覚えるタイプの女性もいます。自分でも分からないけれど誰かの彼氏というだけで強く惹かれてしまう…
これには過去のトラウマや家庭環境が影響しているパターンが多いです。
例えば父親が不倫をしたことによって家庭が不和となってしまった場合に心のどこかに「復讐してやる」という気持を持ってしまうことがあります。
そしてその矛先が父親でもその不倫相手でもなく、全く関係ない第三者の女性に向いてしまうこともあるのです。
もちろんこれは原因の一つにすぎませんが彼女のいる人ばかり好きになり、奪うことに執着してしまうタイプの女性は心に満たされない感情を抱えているケースが多いと言えます。
好きになった後に彼女がいることを知るパターン
最初にも説明しましたが魅力的な男性はモテるのですから彼女がいるのは自然なことです。図書館で人気の本はいつも貸出中なのと同じです。
今までに好きになった人が2人か3人くらいであれば確率の問題と言えるかもしれません。
(モテるタイプばかり好きになっているのなら3人連続で彼女がいる確率は「2分の1の3乗」よりも高いといえます)
でも「私の場合は絶対に確率の問題ではない!もっと根深い何かがある」という人もいますね。
そういう人は彼女がいるときに一部の男性が発する特有の雰囲気に惹かれているのかもしれません。優しくて落ち着いた男性が好きという女性はこの傾向があります。
彼女がいる男性は満たされているので心に余裕があるように見えます。女性と接するときもガツガツしませんし下心もありません。
そういった態度を見て「成熟した素敵な男性」と判断しているのです。この判断は間違ってはいません。
彼女がいても幼稚な男性は落ち着いた雰囲気を発することはありませんからあなたが好きになった彼女持ちの男性はきっと理想通りの人でしょう。
あなたの好きなタイプが優しくて落ち着いた人だとします。そして好きになってから彼女がいることを知ることが多いとします。
その場合あなたが好きな人を選ぶときの判断基準は「彼女のいる男性が発する雰囲気があるかどうか?」だけである可能性があります。
これだと本当は自分のタイプだとしても「彼女のいない優しくて落ち着いた人」を好きになることはできません。
彼女がいる男性ばかり好きになる女性の中には積極的にアプローチされることが嫌いな人もいます。
その男性のことを「ガツガツしている」「チャラチャラしている」と判断して嫌悪感を覚えるのです。
しかし優しくて落ち着いている男性でも好きな女性にはマメに連絡したり食事に誘うこともあります。
無意識に持っている判断基準を見直して複数の基準を持つことで「好きになった人にはいつも彼女がいる」というパターンから抜け出すことができるかもしれません。
注意するべきこと
彼女がいる男性からのアプローチによって好きになってしまうことが多いという女性は要注意です。
これは相手から女性として軽く見られているということに他なりません。
彼女のいる男性から好意のあるような態度を取られることの多い女性は浮気相手、二番手ポジションとしてちょうど良いと思われているのです。
自分に自信のない女性、心のどこかで劣等感や引け目を感じている女性は遊び相手にされやすい傾向にあります。
一度、二番手のポジションになってしまうとそこから一番手にランクアップするのは難しくなります。
仮に相手が彼女と別れたとしてもそのポジションに入るのはあなたではなくほかの女性です。
彼女のいる人ばかり好きになるのではなく、彼女のいる男性からばかりアプローチされるという人は「この子は遊びで手を出してもOKな相手」と思われやすい雰囲気を纏っているのです。
自分で自分を大切にしない人はそのような雰囲気になりやすいです。そういう人はもっと自分を大切にしましょう。