告白を保留にされてOKになる可能性は30%くらい

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好きな人に告白をして保留にされた場合にOKの返事を貰える可能性は低いと言えます。

告白を保留にする理由は様々ですが大半はすぐに断わるのが申し訳ないとか断わる言い訳が思いつかないからというものです。

もっとよく知りたいとか冷静に考えたいというケースもありますが割合としては少ないです。

とはいえ保留にされた後に振られてしまったとしてもその後の行動次第では付き合えるようになることもありますので気にする必要はありません。

告白を保留されてOKになる可能性

告白保留がOKになる可能性

私が恋愛カウンセリングをしている中でも好きな人に告白したけれど保留にされた人の話や反対に告白されて保留にしたことがあるという人の話はよく聞きます。

そしてどちらのケースでもOKになったという人は少ないです。割合でいうと30%前後ではないでしょうか。もっと少ないかもしれません。

もちろんこれは私の知っているケースだけですからサンプルとしては有効とは言えません。

しかし正確なデータを取ったとしても告白が保留になった場合にOKが貰える可能性が50%以上ということはないと思います。

OKになるケースというのは恋人がいるので別れてから付き合うというように保留にするべき最もな理由があります。

そしてその場合は相手も好きな気持ちを持っているためなぜ保留なのかという理由をちゃんと説明してくれます。

単に「少し考えさせて欲しい」としか言われなかったときにOKとなるケースは少ないです。

告白を保留にする男性の心理

告白をされて保留にする理由として最も多いのはすぐに断わると相手に悪いだけでなくその後の関係に悪影響を与えるかもしれないと考えるからというものです。

断わる言い訳が思いつかなかったのでとりあえず保留にしたということもあります。告白を保留にするのはこれらのネガティブな理由がほとんどです。

「考えさせて」は付き合うかどうかを考えさせてではなく「断わる言い訳を考えさせて」だと思っていたほうが落ち込まずに済むかもしれません。

告白をするのも労力が必要ですがそれを断わるのも労力が必要なのです。人間は好意を向けられると返報性が働くので無下に断わることに抵抗を覚えます。

飲み会の誘いですら即座に断わると申し訳ないという気持ちが芽生えるのですから告白を断わるのはそれ以上に罪悪感を覚えるのは当然です。

最初から気がなくてもとりあえずは保留と答えてしまう人もいるのです。特に日本はハッキリと「NO」と言うことを善しとしない社会です。

保留からOKになる可能性があるのは告白された側が本当に考えている場合です。

今まで異性として意識していなかったけれど告白されたことで付き合っているうちに好きになるだろうかと考え始めたり、他に好きな人がいて付き合えるか微妙なのでほかの人と付き合うことで忘れられるだろうかという判断をしている場合などはOKになることもあります。

お互いのことをもっとよく知ってからでないと判断できないというときも一旦保留にする可能性はあります。

この場合はOKになるかどうかは半々と言えるでしょう。

脈アリかどうかの判断基準

脈アリの保留というのも少ないですがあります。この場合は保留にされた時点で分かることが多いです。

恋人がいるけれど完全に気持ちが冷めている場合でも正式に別れてからでないとほかの女性と付き合うべきではないと考えているときなどは保留からOKになるでしょう。

また相手も好きだけれど仕事が忙しすぎたり安定した職業に就けていない場合などのように告白された側の立場上の要因が問題となることもあります。

これらの場合は相手も好きな気持ちを持っていれば保留にした理由をしっかりと説明してくれることが多いと言えます。

「考えさせて」ではなく「待ってて」というニュアンスで伝えることの方が多いです。

保留にされたときに相手が丁寧に説明してくれたかどうかが脈ありかどうかのひとつの判断基準となります。

レアなケースとしては付き合った経験がないのでどうして良いか分からずに保留にしてしまったり、告白してきた女性のことを好きすぎて怖くなってしまったから保留にしてしまったということもあります。

しかしこれらは数少ない例外的なパターンですのであまり期待しないほうが良いでしょう。

振られた後が大事

告白をして保留にされた場合にOKになる可能性は低いという説明をしてきました。しかし希望を捨てる必要はありません。

「告白されて保留にした後に振ったんですけど……今になって好きになってしまったのですが」という相談に来る男性も決して少なくはないのです。

保留したパターンに限らずに振った相手を後から好きになってしまうという男性は少なくありません。

なぜこのようなことが起こるかというと人間には好意の返報性という心理があるからです。

簡単に言うと「好き」と言われると自分も好きになってしまうということです。

それまで意識していなかったのに告白されたことによって異性として意識してしまいいつの間にかその人のことばかり考えるようになり好きになってしまうということもあります。

相手の男性にこのような気持ちを起こさせるためには振られたあとの行動が大切です。

未練たらしく縋りついてはいけません。重たい女と思われるだけです。

保留後に振られてしまったら「考えてくれてありがとう」と言って後はサッと引き下がることです。

「もし気持ちが変わることがあったら教えてね」などと言う必要はありません。

相手に彼女が出来たのかと不安になってしまうこともありますが探りを入れるようなことも聞いてはいけません。

まだ諦めていないのかと思われて嫌われる可能性のほうが高いです。

振られた後は何事もなかったかのように今まで通りに友達として接していれば良いのです。

それだけで男性は「気まずくならないように一生懸命に振舞ってくれているんだ」と思うものです。

それが健気に見えてやがて気になる存在へと変わっていくこともあるのです。

時間が経つにつれて「もう自分への好意はなくなったのかな?」と思い始めると振ったことを後悔し始めます。(当カウンセリングルームにもこの状態で相談に来る人が多いです)

こうなれば相手からアプローチしてくるようになります。

保留にして散々悩んだあげくにOKをもらったパターンよりもこちらのほうが大切にしてもらえるでしょう。