高学歴の女性ほど自分よりも低学歴な男性と結婚しても大丈夫だろうかという心配をします。
女性よりも男性の方が学歴の低いカップルが結婚するときは以下のことが問題になりがちです。
- 男性の強すぎる学歴コンプレックス
- お互いの家庭の考え方
- 学びに対する姿勢と知的水準
男性の学歴コンプレックスはモラハラにつながることがある
女性が思っている以上に学歴コンプレックスを抱えている男性は多いです。
高卒は大卒に対し、大卒はよりレベルの高い大学を出た人に対してコンプレックスを抱えています。
男性は勝ち負けにこだわる生き物ですから偏差値という数値によってハッキリと結果が分かってしまう学歴というものに敏感なのです。
ネット上でも学歴に関する記事は閲覧数とコメント数が増える傾向があります。
自分よりも高学歴の女性に会うと引け目を感じてしまうという男性もいます。
それくらいならまだ良いのですが学歴コンプレックスを拗らせている男性が高学歴の女性と結婚するとコンプレックスに拍車がかかりモラハラへとつながることがあります。
パートナーの学歴を貶すことはできないため人格や家事能力のように数値化しにくい部分を攻撃することがあります。
また自分が低学歴なのは生い立ちや環境のせいだという不幸自慢をはじめ「お前に俺の気持ちは分からない」といじけることもあります。
男性にこれをやられた女性は自分が悪いような錯覚を持つか相手の人間の小ささに失望することになります。
どちらにしろ結婚生活は上手くいきません。
家庭によって教育に対する考え方はかなり異なる
家庭環境が学歴に与える影響は大きいです。
学ぶことに価値を見出す家庭で育てば本人に強い意思がなくとも自然な流れとして大学に進学することはあります。
学費を払うくらいなら他のことに使ったほうが良いとか大卒の肩書きが手に入ればどこの大学でも同じという考え方持つ家庭であれば本人が良い大学に行きたいと思ってもそれが叶わないかもしれません。
このように本人の学歴が低い理由が家庭の認識に起因する場合結婚後に相手の家庭と上手くいかないことがあります。
例えば将来子供を塾に通わせたり受験をさせることに義父母が反対するかもしれません。
しかもその理由が「お金がもったいない」とか「子供はのびのび育てるもの」という意味不明な内容だったりします。
一生懸命に説明して一応は分かってもらったとしても納得はしていないので禍根を残すことになります。
やがてあなた自身の高学歴を攻撃するようになることもあります。
「女に学は要らない」という特殊な考え方を持つ家庭は存在するのです。
自分よりもはるかに年上なのにはるかに知能の低い人と長年付き合わなければならないということは大きなストレスとなります。
学ぶことへの姿勢の違い
家庭の経済事情により進学できなかったり近所の大学にしか進めなかったという人もいますから一概には言えませんが大きすぎる学歴の違いは学ぶ姿勢の違いであることが多いです。
自分よりも低学歴の男性と結婚する際は相手の学ぶ姿勢を確かめておいたほうが良いでしょう。
仮にあなたが知的好奇心の強い高学歴の女性だったとしたら毎日ダラダラとテレビを見ながら過ごすことに何の疑問も抱かない人とは一緒に生活できないでしょう。
社会人になってからも学び続ける人とそうでない人では大きな差が出ます。
知的レベルの違いすぎる人と毎日会話しているとイライラが募ります。
学ぶことの大切さを認識しているかどうかは子供の教育にも影響します。
高学歴女性の場合本人に学ぶ意思がないために低学歴という男性とは合わない可能性が高いので結婚はよく考えてからしましょう。
学歴というのはその人のひとつの側面に過ぎませんが家庭環境や価値観などが収斂された結果として生まれたものであることが多いのです。
そのため学歴が大きく違うとその他の部分についても違ってしまう可能性が高いのです。