「私ってサバサバしてる性格だから」と言う女性がいます。
自称サバサバ系女子と言われる人たちです。
「男っぽい性格って言われる」「姉御肌って言われる」とアピールする女性も含まれます。
このタイプに限って粘着質な性格をしていたりするのは「自称サバサバ系女子あるある」かもしれません。
あるアンケートによると自分のことをサバサバしていると思う女性は全体の3割ほどいるそうです。
だからと言って全員が自称サバサバ系女子なわけではありません。
自分のことをサバサバ系とアピールする女性はどのような心理なのでしょうか?
自己確証フィードバック
自分の性格を周囲の同意を得るために積極的に主張することを心理学で「自己確証フィードバック」と言います。
自分でサバサバした性格と言う女性は周りの人間にそう思って欲しいという心理が働くため、この自己確証フィードバックを行っているのです。
人間が自分の性格を確信できる都合の良い反応を欲しがるということは心理学の実験でも証明されています。
自称サバサバ系女子の中には自分のことをジメジメした面倒くさい性格と認識している人もいます。
こういう人の場合、自分がそうなりたいという願望の現れとして言葉になって出てくるとも考えられます。
つまり自分のことを「サバサバした性格」とアピールする人はそうなりたいと思っており、周りからもそう見られたいと思っているということです。
そうした方が周囲から好かれると勘違いしてしまっているのかもしれません。
ドラマやアニメなどでも皆から頼られる人気のキャラとして描かれることが多いですから仕方のないことです。
そう言って欲しそうな空気を出してない?
もしあなたが自称サバサバ系女子だった場合、ここまでの説明を読んで不快に思ったかもしれません。
「自称じゃなくて本当に周りの人から言われるのよ」と反論したくなる人もいるでしょう。
しかしこれは注意が必要です。
誰でも「サバサバした性格」と言われることはあるのです。
特にそう思われたそうな女性は言動で分かりますのでお世辞として言われている可能性が高いです。
「サバサバしてる」と言われたことをいつまでも覚えているだけ
人間は個人の解釈に都合の良い情報だけを選ぶ確証バイアスという偏見があります。
なので「サバサバしてる」と言われたことだけをいつまでも覚えているというケースも考えられます。
自分の性格を定義する人は神経が太い傾向があります。
「私はこういう性格なんだから、あなたを不快にさせても我慢してよね」と一種の予防線を張っているのです。
自分の性格をアピールする人は異性からも引かれる可能性が高いので注意しましょう。