彼氏が仕事の愚痴を言うとウザイと感じるものです。
しかし、彼氏の仕事の愚痴の種類によって、二人の関係が健全な恋愛ではなく依存である可能性を見抜くこともできます。
またあなたがどう感じるかによって、あなたが男性に求めるものが見えてくることもあります。
時々の愚痴なら聞いてあげれば良い
仕事の愚痴も時々言うくらいであれば問題はないでしょう。
疲れていたり環境の変化によってストレスが溜まっていれば言いたくなることもあります。あなたなら聞いてくれるという信頼もあるのでしょう。
ですから偶にの愚痴くらいは聞いてあげても良いと思います。ただしアドバイスをする必要はありません。
あなたも同じ業界で働いていてキャリアも長いというのであれば、求められたときのみ意見を伝えれば良いです。
男性はアドバイスに根拠を求める傾向が強いので、思いつきで言ったアドバイスでは余計に落ち込ませてしまうこともあります。
また、今まで全く愚痴など言っていなかった彼氏が急に言い始めた場合にはメンタルに不調を来している可能性があります。
すべての愚痴を恋人に言うのは依存
彼氏がいつも仕事の愚痴ばかり言っているようなら、あなたに依存している可能性があります。これは危険な兆候です。
居酒屋でサラリーマンが愚痴を言っている姿はみっともないものですがある意味では正しい姿といえます。
なぜなら仕事の愚痴は職場の人と共有するべきものだからです。
愚痴に限らず会話というのは、すべき適切な相手というのがいます。
仕事のことなら同僚と、趣味のことならその仲間と、恋愛のことなら恋人とです。
しかし、心に壁を作っているために、こうしたつながりが希薄な人は1人の相手と全ての話題を共有してしまいます。
仕事の愚痴を常に恋人に言うのは同僚の役割まで求めているということです。
これは人に対する依存なのです。この依存がエスカレートすると束縛やDVにつながることさえあります。
仕事の愚痴に限らず、あらゆる愚痴をあなたに話していないでしょうか?
だとしたら、あなたの彼氏は何らかのコンプレックスを抱えているといえます。それを解消しない限りは彼の愚痴は止まりません。
愚痴をどう感じるかであなたの求めているものが分かる
愚痴という切り口で人間を分けると次の3つに分けられます。
- 愚痴を言う人
- 愚痴を言わないようにしている人
- 頭の中にさえ愚痴が浮かばない人
もしあなたが、彼氏が仕事の愚痴を少し言うだけでも聞きたくないと思っているなら、「頭の中にさえ愚痴が浮かばない人」を求めているのだと思います。
鬼籍に入られていますが一倉定という伝説の経営コンサルタントの有名な言葉に「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも全て社長の責任」というものがあります。
つまり経営者というのは何が起こっても自分の責任と思わなければいけないということなのですが、言われなくとも経営者や仕事で成り上がろうと思っている人はこのマインドを持っています。
なので、どんな理不尽なことがあっても愚痴を言わないどころか、そもそも思考の中に浮かんでこないのです。
彼氏の仕事の愚痴が我慢ならないというなら、あなたはこういうタイプの男性を求めているのです。
あなた自身がバリキャリだからかもしれませんし、男なら仕事で成果を上げるべきと思っているのかもしれません。
だからといって彼氏に愚痴が浮かばない人間になれと言っても難しいと思います。
根本的なマインドを変えなければ愚痴は浮かんでしまうからです。
そして仕事の愚痴ばかり言うタイプの人間が今さら、仕事の意識を改革するモチベーションが高まる可能性も低いです。
彼氏の愚痴に対する自分の反応を冷静に見つめ、自分が何を求めているのか知りましょう。
それによって今後の関係を再考するのです。
恋愛の興奮が冷めた後では尊敬できない相手と付き合い続けるのは難しくなります。