男性を喜ばせる褒め方には2通りあります。
1つは「この部署で1番仕事ができるよね」と相対評価で褒める方法です。
そしてもう1つは相手の良い面に自分の感情をプラスして伝えるという方法です。
男性は相対評価で褒められると喜ぶ
「カッコイイですね」は絶対評価で「会社の中で一番カッコイイですね」は相対評価です。
女性の中には相対評価で褒められるのが好きではない人がいます。「世界で1番カワイイよ」と言われると「2番と3番もいるの?」と思ってしまうことがあるからです。
しかし男性は相対評価で褒められると喜ぶ人が多いです。好きではないという人は滅多にいないでしょう。
男性は常に誰かと比べたがりますしどっちが上か下かという序列にこだわるからです。好きな男性の前では年収、学歴、身長のようにハッキリと数値で表わすことのできる話題は避けた方が良いとアドバイスされることが多いのはこのためです。
そして信じられないような些細な差で一喜一憂します。ボーナスが同期と数千円違うだけで喜んだり落ち込んだりするのです。
なので誰かと比べられて褒められると本気にしますしすごく喜びます。
良い雰囲気になった男性には「会社の中で1番カッコイイと思うよ」と褒めましょう。相手を喜ばせることが出来ますし相手があなたのことを好きでなかったとしてもあくまで「会社の中で」なので告白をしたことにはなりませんから安全です。
ただしそれほど仲良くない相手を褒めると引かれてしまうので注意です。
自分の変化を伝えられると本気にする
褒められてもあまり喜ばない男性もいます。人間関係を円滑にするためのお世辞や社交辞令だろうと考えるのです。
そういう男性には自分にどのような変化があったのかを伝えると本気にしてもらうことが出来ます。
例えば「○○さんに影響されて私も読書をするようになりました」とか「□□してもらって助かりました」と言いましょう。
こちらがどう思ったのかを伝えるだけですから相手は否定のしようがありません。
それに自分が誰かに影響を与えたということが分かると嬉しいものです。
この褒め方は年上の部下を持ったときなども使えます。
人間というのは尊敬していない人から褒められても「なに上から目線でモノ言ってるの?」と反発してしまうことがあります。上から目線と受け止められてしまうのです。
しかし自分がどう思ったかを伝えるのはどちらかといえば感謝に近いものですから悪く受け止められることはありません。
そしてそれを繰り返しているうちに「この人のために頑張ろう」と思ってもらえるようになるのです。
相手の良い部分に自分が感じた嬉しい気持ちや感謝の気持ちをプラスして伝えるというテクニックは様々な場面で応用が出来ます。
自分の感情についてわざわざ他人に嘘を伝える人はいませんから相手の心にストレートに入っていくのです。
関係がマンネリしてしまった彼氏にも「カッコイイね」ではなく「久しぶりに顔見たらドキッとした」と伝えると当初の感情が甦るかもしれません。