30代の女性が結婚できる確率をデータから読み解く

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30歳前後になってくると結婚を意識する人が急に増え始めます。

中には自分は結婚できるのだろうかと不安に思う人もいるかもしれません。

しかし30代の独身女性が結婚できる確率は決して低くはありません。

以下のデータを元に解説してみたいと思います。

アラサーの独身女性の割合

アラサー女性は独身と既婚ではどちらが多いのかが分かるのが下の表です。

30歳の前後5歳のデータを抽出しました。(何歳からがアラサーかというのはちょっと分かりませんが…)

アラサー独身女性の割合

この数値は5年に一度行われる国勢調査の「配偶関係別割合及び平均年齢」という項目を元に年齢別の独身者の人数年齢別の総人口で割って算出しています。

平成22年と平成27年の調査を元にしています。

20代では独身者の割合の方が多いことが分かります。独身者よりも既婚者の人数が多くなるのは29歳からです。

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5年以内に結婚したアラサー女性の割合

以下の表はそれぞれの年齢の独身女性が5年以内に結婚した割合を示したものです。

5年以内に結婚したアラサー女性の割合

30歳のところを見ると36.62%となっています。これは30歳の独身女性が35歳までの5年間で結婚した割合ということです。

30歳で結婚した割合ではないことに注意してください。31歳で結婚する人もいれば32歳でする人もいます。

(※国勢調査は5年に一度しか行われないため1年ごとの比較をすることはできません)

計算方法について簡単に説明します。

例えば平成22年に30歳で独身だった人の人数は316,417人です。

この人数が5年でどう変化したかを見るには平成27年の35歳で独身の人の数を見れば良いのです。30歳の人は5年経過すれば35歳になるからです。

すると200,558人となっていることが分かります。この二つの数字の差は115,859人です。これは結婚した人の数です。

独身だった316,417人のうち115,859人が35歳までに結婚したということになります。この確率を計算すると36.62%という数字が出てきます。

アラサー女性が5年以内に結婚できる確率

上記の数字を見て「3人に1人しか結婚できないの?」と不安になるかもしれません。しかし安心してください。

この数字の分母には結婚したくないと思っている独身女性の人数も含まれています。

結婚したいと思っている人の人数だけで計算すればもっと高い割合が出てきます。それが以下の表です。

30代の独身女性が結婚できる確率

30歳のところを見ると68.31%まで上がっていることが分かると思います。

厚生労働省の「第1回21世紀成年者縦断調査」に「独身者の結婚意欲」という項目があります。

この中で「(結婚を)絶対したい」「なるべくしたい」と答えた人の割合を使って結婚したいと思っている独身女性の人数を求めました。

20代には68.5%を掛け、30代には53.6%を掛けています。

結婚したいと思っている人の割合

データが平成24年(単年)のものであること、年齢の区切りが異なることからある程度の誤差は発生します。

余談ですが「分母から結婚したくない人をマイナスすべきでは?」とか「どちらとも言えないの人の扱いはどうなるの?」と疑問に思う人もいると思います。

そもそも結婚した人が全員「したいと思っていた人」だったとは限らないです。

ではなぜ私がこのように分母を決めたのでしょうか?それは私がそうしたかったからです。

ニュースや新聞で出される最もらしい数字もこのように人の意思が働いて算出されていることが多いです。

他の人が計算すれば異なる数字を出すことも可能です。数字を真に受けすぎないようにしましょう。

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