特別な存在という言葉は女性の心を揺さぶるパワーワードとなることがあります。
しかしその言葉を発した男性と受け取った女性の間には意味の解釈において大きな乖離が生じているケースも多いです。
他の女性の存在を消してくれる言葉
男性に対して「世界で1番好き」と伝えても良いけれど女性にはダメと言われることがあります。
男性は競争が好きなので一番と言われると勝った気分を味わえますが女性の場合は「2番もいるの?」と不安になることがあるからです。
女性に好意を伝える時は「特別な存在」と言った方が響くのです。
他の女性は存在すらしていないという安心感も与えられます。
彼女や妻のいる 男性と不適切な関係にあるときでさえ「特別な存在」と言われると自分の方が大切にされていると感じてしまいます。
そしてずるずると別れられずに何年も一緒にいたりするのです。
女性は特別な存在と言われた時にその意味を考えるというよりも肯定的な意味を付け足していくスイッチが入ってしまうのかもしれません。
男性が「特別な存在」と言うときの本当の意味
男性が「特別な存在だよ」という時どのような意味があるのでしょうか?
夫婦や恋人同士の間柄で言うなら言葉通りの意味と言えます。
本当に大切であり今までに付き合った誰にも感じたことのない気持ちを持っている可能性が高いです。
しかし不倫やセフレのような曖昧な関係の時に言う「特別な存在」というフレーズはただの便利な言葉以上の意味はないでしょう。
たしかに付き合っているわけでもないのにセックスしていればある意味では特別な関係ではあります。
しかしそれは大切とか愛おしいという意味ではないのです。
二人の関係性を問い正された時に女性の矛先を収めるため軽い気持ちで言っていることもあるのです。
付き合うかどうか曖昧な関係の時に「特別な存在」ということもあります。
この場合は迷っていると考えられます。
そして付き合わなかったとしても今のような親密な関係は継続したいという意味を持っています。
特別な存在と言われた時に好きな人のオンリーワンになれた気がするかもしれません。
しかし相手にとっての特別な存在は一人と限りません。
相手の誠実さは言葉ではなく行動を見て判断しなければならないのです。