婚約指輪に憧れを持っている女性は多いです。
デザインや石の大きさ渡されるシチュエーションなどの理想を持っているかもしれません。
実際にもらった婚約指輪が想像していたものと違うとショックを受けます。
そんなこと思ってはいけないと分かっていても「値段が安い」とか「ダイヤモンドが小さい」と気になります。
期待していたものと違ったらショックを受けるのは仕方のないことです。
しかしいつまでもショックを引きずるようならファッションアイテムとして趣味が合わない以上の問題があるかもしれません。
自分の不安
結婚の一番の喜びは好きな人とずっと一緒にいられるということです。
それなのに指輪のことばかり考えてしまうというのは「本当にこの人でいいのだろうか?」という不安があるからかもしれません。
もしくは「結婚してあげる」とか「妥協したのに」という思いがあるのかもしれません。
だからせめて婚約指輪ぐらい高くて良いものをと期待してしまうのです。
または相手が本当に自分のことを愛してくれているのだろうかという不安があることも考えられます。
婚約指輪の値段やダイヤの大きさで愛の大きさを計ろうとしているのです。
安いものだったら自分への愛情はその程度のものだったとショックを受けるのです。
KinKi Kidsの「硝子の少年」という曲があります。
その歌詞に「指に光る指環 そんな小さな宝石で 未来ごと売り渡す君が哀しい」というフレーズがあります。
あなたはまさにそういう心境なのかもしれません。
自分の人生の代償くらいの価値を見出しているのです。
自慢できない・惨め
結婚が決まった友達や職場の同僚が薬指に素敵な婚約指輪をはめているのを見るといつか自分もと期待します。
高価なものを貰って自慢したいという気持ちを持つ人もいるでしょう。
しかし安い婚約指輪では自慢することはできません。
それどころか人前でつけることさえ躊躇するかもしれません。
婚約指輪の平均価格は30万円代です。
この相場を上回っていてもショックを受ける人もいます。
なぜでしょうか?
それは結婚において自慢できるものが婚約指輪しかないと思っているからです。
「一生添い遂げましょう」という約束をしたことのほうがはるかに素晴らしいことです。
もし自慢するとしたらこちらをするべきでしょう。
それでも値段が気になってしまうのは二人の結婚にそれほど価値を感じていないからかもしれません。
どう心を持っていくか
「婚約指環は給料の3ヶ月分」というフレーズを聞いたことがあるかもしれません。
これはダイアモンド会社のデビアスの広告キャンペーンです。
郷ひろみさんが婚約会見で言ったことで広まったとも言われています。
あなたの貰った婚約指輪が彼の給料の3ヶ月分より安かったからといってショックを受ける必要はありません。
100万円以上する婚約指輪を買う人は全体の数%です。
平均的な年収しかないのに何百万もする指輪を買ってしまうほうが問題です。
友達の婚約指輪のほうがダイヤが0.1カラット大きいとか細かいことを気にする必要もありません。
地金、ダイヤ、為替の影響によって価格が変動することもあるのです。
婚約指輪の値段はあなたの価値ではないのです。
どうしても納得できないというのであればスイート10でリベンジすれば良いと思います。
安い指輪しか買えなかった男を10年で出世させた方がかっこいいのです。
ある研究によると結婚式や指輪のコストと結婚期間は反比例するという結果もあります。
高い婚約指輪をもらっても離婚してしまったら意味がないのです。