恋愛においては見た目が悪いよりは良い方が有利です。
美人なら黙っていても男性からアプローチしてきますし、見た目が良ければ性格も良いだろうと思ってもらえる効果(ハロー効果)もあるからです。
美人の方が男性に助けてもらいやすいという実験結果もあります。
しかし見た目が悪いからといって恋愛で幸せになれないわけではありません。
恋愛において見た目が全てといった極論を提唱する人の多くはとある心理学上の法則を誤って解釈しているのです。そしてこの誤解が日本では広く浸透しています。
メラビアンの法則の誤解
人の見た目の大切さを説明するときに用いられるのが「メラビアンの法則」というものです。
カリフォルニア大学ロサンゼル校(UCLA)のアルバート・メラビアンという心理学の教授が行った実験によるもので「7%-38%-55%ルール」といわれることもあります。
この法則が人間が他人を判断するときに見た目を55%、話し方を38%、話す内容を7%ほど考慮するから見た目が最も大事と間違って広まってしまったのです。しかしこれは完全に誤解です。
メラビアンの法則の本当の意味は視覚情報・聴覚情報・言語情報がそれぞれ矛盾している場合に人は視覚情報を最も重視する傾向があるというものです。
つまり怒った顔をした人が「怒ってないっ!」と言っても言葉通りには受け取りませんよねということです。
アルバート・メラビアン教授の実験もこのような矛盾した状況を作って行われているものです。
企業に派遣されるマナー講師などでもいまだに間違った解釈を信用して見た目が大事ですなどと言ってしまっている人がいます。
見た目がどれだけ大切かという本も数多く出版されその中でメラビアンの法則を紹介していることも誤った解釈が広まった一因です。
メラビアンの法則に限らず心理学を仕事にする人の中には実験結果を一般受けするようにわざと誤った解釈を披露する人も少なくありませんので気をつけましょう。
確かに見た目は大切だが
恋愛において見た目の魅力が大切なのは言うまでもありません。特に男性は恋愛対象の見た目を気にする傾向があります。
これは自分の子孫を妊娠してくれるかという判断材料が女性の見た目に表れやすいからというのがひとつの理由です。
ハリのある肌や髪の毛のツヤから妊娠可能な若さを計り、クビレから他の男性の子供を妊娠していないということを確認すると言われています。
美人というのは目鼻立ちがハッキリしていることが多いですがそうでなくとも美人という評価を受ける女性は存在します。
そういう人は左右対称の見た目を持っていることが多いです。シンメトリーな人は病気に強く環境に適応しやすい遺伝子を持っておりそれを本能的に見分けることができるのでモテると言わることがあります。
このシンメトリーな顔というのは髪型や化粧によって作ることができます。
また表情筋のトレーニングをしたり普段から姿勢に気をつけることで矯正可能です。(※食事のときいつも同じ側の歯で噛んでいると非対称な顔になることもあります)
それに男性が女性の顔を思い出すときに真顔をイメージすることは滅多にありません。
その女性がいつもしている表情を思い出すのです。そしてそれがその人のイメージになります。
真顔に自信がないのであれば表情を豊かにすれば良いのです。
あなたが見ている自分の顔と他人が想像している顔は同じではないということを忘れないでください。