彼女と別れさせる方法とやってはいけないこと

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好きな男性に彼女がいるのですがどうすれば別れさせることができますか?と相談に来るる女性は少なくありません。

そもそもそんなことが可能なのか?ということですが絶対に別れさせる方法はありませんが、別れる可能性を高める方法はあると言えます。

しかし多くの女性が逆効果になってしまうような方法ばかり採っています。

別れさせるためには想像させることが大切

好きな男性を彼女と別れさせたいと思ったら「別れ」を想像させることです。

どんなに好きな彼女でも長年一緒にいればドキドキした感情はなくなってきます。安定した状態に入るともいえます。

このとき男性は別れを意識していることは少ないでしょう。(ときどき浮気心がわくことはあるかもしれませんが…)

なので刺激を与えて彼女と別れることを一瞬だけでも想像させてあげましょう。頭の中に「別れる可能性もある」という思考回路をつくるのです。

別れを意識させるのはそれほど難しいことではありません。

例えば好きな人の彼女の話になったとき「上手くいってるの?」と聞いてみます。(あくまで自然な流れで彼女の話になったときでなければいけません。自分からその話題にすると下心がバレます)

たいていは「まあまあかな…」といった内容の答えが返ってくるでしょう。

そのまま彼女についての話題を続ける中で嫌な所を挙げるように誘導します。

例えば「彼女にこういうことされたら嫌だなということある?」と聞きます。(あくまでも自分の恋愛の参考にしたいから質問しているという雰囲気で聞いてください)

長く一緒にいれば彼女にされた嫌なことの一つや二つはあるものです。聞かれたことによって改めて考えるでしょう。

相手が彼女の嫌いなところを答えたらあなたは「色々と教えてくれてありがとう。私は彼氏にそういうことをしないように気をつけるよ」と言えば良いのです。

あなたは自分の恋愛の参考にするために聞いたというスタンスを崩さないようにしてください。

そして彼は彼女の愚痴を言って感謝された状態です。彼女の悪口を言って罪悪感を覚えていたとしても感謝されることでその感情が消されます。それどころか彼女の悪口を言うことと「快」の感覚が結びつくことさえあります。

しかもあなたは彼が嫌だと思っていることを自分の彼にはしないと伝えましたのでその部分においては彼女よりも良い印象を持ってくれるでしょう。

「この子は彼氏にそういうことをしないタイプなんだ」と思ってくれるのです。

さらにもう一歩踏み込んで「そういうことされると別れたいとまで思ってしまう?」と聞くと相手の中で「別れ」を想像させることが出来ます。これもあくまで自分が同じことをしてしまったときのことを心配しているからというスタンスで聞くのです。

このような質問は頭の中で別れの予行演習をさせるようなもので実際に彼女との間で喧嘩をした場合の選択肢の一つとして「別れる」という行動が浮かびやすくなります。

このように自然な流れの中で好きな人の頭の中に彼女との「別れ」を意識させることで本当に別れる可能性を高めることができます。

やってはいけないこと

好きな人を彼女と別れさせるためにやってはいけないことというのがあります。意外とやってしまっている女性が多いので注意してください。

「別れちゃいなよ」と言ってはいけない

別れて欲しいという思いが強すぎるとついつい「別れちゃいなよ」などと言ってしまうことがありますがこれは逆効果になりやすいのでやめましょう。

たとえ彼のほうから「彼女と別れようかな…」と言ってきても、それがあなたへのアピールでない限りは煽ってはいけません。

人間は自分の行動は自分で決めたいという心理を持っています。

そのため他人が自分の行動を決めようとするとそれに反発したくなります。これを専門用語で「心理的リアクタンス」と呼びます。

自由を奪われるという危険を感じるためこのような反発が生まれると考えられます。

子供時代に宿題をやろうと思ったら親から「宿題やりなさい」と言われてやる気がなくなったという経験をしたことのある人もいるかもしれませんがまさにこの心理なのです。

好きな人が「別れようかな」と言ったらあなたは「他の人と付き合ってみることで新しい楽しみがあるかもしれないね」と言っておけば良いのです。

そうすれば相手は自分の行動を制限されているような感覚になりませんし「他の子と付き合ったらどんな感じなのかな?案外楽しいかも?」と想像します。

これは長年付き合っているカップルに対しては特に有効な方法です。相手との付き合いが当たり前のものになっていると他の人と付き合うということを具体的に想像することは少ないです。

そこでちょっとした刺激を与えてあげることによって相手の思考に変化をもたらすのです。

自分の価値を下げてはいけない

彼女のいる男性と体の関係を持ってしまう女性もいます。関係を持つことで彼女から奪えると思ってしまうのかもしれませんがその可能性は低いです。

男性は「彼女と別れなくてもヤラせてくれのか。じゃあセフレでいいや」と思うだけです。仮に上手くいったとしても大切にしてもらい難くなりますし別れるのも早いでしょう。

「二番手でもいいから」とか「浮気相手でもいいから」と言う女性もいますがこういう台詞を言うのもおすすめしません。

自分は正式な彼女になれるほど価値のある女ではないと自分からアピールしているようなものです。

同様にいつでも会える女になってダメです。好きな人から「会おう」と言われると嬉しくて舞い上がってしまい無理にでも都合をつけようとしますがそれだと軽く見られてしまいます。

何回かに1回は誘いを断わることも大切です。

自分で自分の価値を下げるような行動は絶対にしてはいけません。

ライバルは少ないのだから焦らないこと

ここで紹介した別れさせる方法ですが付き合い始めて三ヶ月前後のカップルにはそれほど効果はありません。

この時期というのはお互いに盛り上がっていて相手の良い部分しか見えていないのです。「この愛は永遠に続く」と思っているのです。

さらに恋人との関係がうまくいっているときは脳が他の異性の魅力を低く評価することが複数の研究から判明しています。

なのであなたに出来ることは何でも話せる関係を作り適度な距離感で接することくらいでしょう。

好きな気持ちが抑えきれずに行動を起こしたい衝動に駆られるかもしれませんが焦ってはいけません。

彼女のいる男性を狙おうという女性はそれほど多くはありません。もしかしたらあなただけかもしれないのです。

つまりライバルは相手の彼女一人だけです。彼がモテるタイプなら彼女がいてくれてむしろラッキーだったと思いましょう。

焦らずに自分の価値を下げることなく少しずつ彼に「別れ」を意識づけすれば良いのです。

焦っておかしな行動を取ると奪える相手も奪えなくなってしまうのです。