脳を恋愛モードにする食べ物って何か知っていますか?
好きにさせられるというほどではないけれど恋愛を意識させられる食べ物があるのです。
なので恋愛モードじゃない男性と一緒に食べれば、あなたのことを恋愛対象として見てくれるかもしれないということです。
甘い水を飲むと脳が恋愛モードになる
恋愛モードというのは別の言い方をするなら、脳が恋愛に関連する手がかりに素早く反応する状態になっているということです。
人間の脳はそのモードになっている事柄に対しては素早く反応できるのです。
例えば「キリンを想像してみてください」と言われると頭は動物モードになります。
その状態で画面に表示されたスペルが正しいかどうかを確認するテストを受けさせられると動物に関する単語には素早く回答できるのです。
中国の南通大学のリュウシャン・ウォン准教授らが実験の参加者にこのテストを受けさせました。
何かを想像してくださいと言う代わりに甘い水を飲ませました。
比較のために味のない水を飲まされた参加者たちもいます。
すると甘い水を飲んだ人たちのほうが恋愛に関する単語に早く反応しました。
これは特殊な機械で計測していますから反応時間は正確です。
この実験から分かることは甘い水が脳を恋愛モードにしたということです。
甘い食べ物なら恋愛モードになりやすい
恋愛モードにするためには甘い水である必要はなく、他の研究では甘いものであれば食べ物でも飲み物でも同様の効果があるということが分かってます。
なのでキャラメルマキアートでも良いですしチョコレートでも良いということです。
ちなみにチョコレートには興奮させる成分が入っていると言われますが人間を性的に興奮させるほどの含有量であるということを証明している実験はほとんどありません。
ですから興奮させるというより恋愛について考えやすい状態にするということです。(興奮という意味では辛いもののほうが良いという実験もあります)
女性を対象にしたものですが、甘い匂いの漂うお菓子屋さんの近くでナンパしたほうが成功率が上がるという実験もあります。
恋バナをすれば良くない?
「キリンを想像してみてください」と言われて脳が動物モードになるなら、恋バナをして恋愛モードにさせるのが手っ取り早いのでは?と思う人もいるかもしれません。
確かにその通りです。しかしダメです。
なぜならバレるからです。
ナチュラルにそういう話題に持ってけるなら良いです。しかし片思い中は暴走してやらかしがちです。
なので自分から恋愛話にもっていくと下心がバレやすいのです。
もちろん自然にそういう話題にする催眠的なテクニックというのもありますから、また他の記事で紹介しようと思います。
とりあえずは好きな人と甘いものを食べてみてはいかがでしょうか。
参考文献:Liusheng Wang, Qian Chen, et al. (2019). The Effect of Sweet Taste on Romantic Semantic Processing: An ERP Study.