彼氏が貯金ナシ!別れるべきかの判断基準と経済的なストレスの悪影響

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彼氏の貯金が全くないと知ると別れを考えてしまうこともあるでしょう。

これは決して冷酷な考え方ではありません。

資本主義社会において「お金」というのは生命の維持に関わる重要な要素です。

また、経済的なストレスは認知機能や子供の能力にも関係することが分かっていますから、真剣に考えなければいけないことです。

とはいえ、貯金額ナシだからといって、全員が別れるべき無能な人間とは限りません。

今回は彼氏の貯金がゼロの場合にどうするべきかを考えてみましょう。

回収できるものに投資しているなら貯金額0円でも良いのでは

社会人1年目など、働き始めたばかりであれば貯金がなくても仕方のないことでしょう。

給料も低いですし、新生活を始めるのにお金が掛かることもあります。(それでもきちんとした会社なら貯金しようとしなくても1年目で100万円くらいは残る気はしますが)

それ以外のケース、社会に出て数年以上経過しているのに貯金がないという場合はその理由によって評価は変わります。

20代であれば、働きながら大学院に通っているなど将来への投資に回しているというなら貯金できないこともあります。

研究内容によっては授業料以外にも書籍代や資料代だけで年に100万円超えることも珍しくはありません。

また、起業したての場合も貯金がないという事態は起こり得ます。

このように将来、回収の見込みがあるものに使っているため貯金がないというのなら、別れる必要はないでしょう。

ただし成功の見通しがなかったり、30歳超えているのに新事業に財産を全ベットしているようならちょっと危ない気はします。

別れるべきパターン

買物や飲食代、ギャンブルなどで浪費して貯金ナシという場合には別れたほうが良いと思います。

なぜならそういったお金の使い方をしてしまうのは自制心がないということの証明だからです。

つまり欲望を我慢できないタイプということです。このタイプはお金以外の部分でもだらしないことが多いので、付き合い続けると苦労が絶えません。

貯金がないことを言い訳する彼氏は最悪

さらに最悪なのが貯金がないことに対して言い訳をするタイプの彼氏です。

「夢を追いかけている」「お金が全てだという価値観ではない」などという人間は永遠にお金を残せないでしょう。

貯金ゼロという現状から抜け出すためにまず必要なことは、自分の資産獲得能力の低さを認めることです。

中学生のような戯言で現実から逃げているタイプは一生ダメなままです。

また、「身内の借金を肩代わりした」とか、「入院費が掛かった」といった理由を言う人もいますが、それが本当であるケースはかなり少ないです。

この手の話を恋人にしてくる人間は、最終的にはお金の無心をしてくる可能性が高いので早めに別れましょう。

貯金が趣味でケチな彼氏も危ない

貯金がない彼氏も問題ですが、取りつかれたように貯金をしている彼氏も問題です。

1円でも安いものを探すことに夢中になったり、無料で配られているモノは並んででも必ず貰ったり、という行動は思考まで貧しくします。

このタイプは上質な体験やインスピレーションを得られる体験といった形の残らないものにお金を使わない傾向もあります。

節約は口座の残高は増えるかもしれませんが、経験や情報は増えませんから、最終的には損です。

あなた自身も、このような常に細かい金額まで考えている人間と一緒にいると楽しめずにストレスが溜まります。

どれだけ貯金があっても、あなたのために1円も使ってくれないのなら貯金0円の人と同じともいえます。

それと、このご時世に日本円にしか投資していないとしたら、かなりの経済オンチなので将来性はないでしょう。

経済的なストレスの悪影響

彼氏が貯金がないことに対して不安を感じているなら、それは経済的な価値観が合っていないということです。

経済的な面でストレスや不安を抱えていると、様々な悪影響が出ます。

認知機能が低下し、余計に貧乏になる

ウォーリック大学が経済的ストレスの掛かった状況で、人々がどのような判断を下すかという実験を行いました。

それによると、自分たちの経済状況にとって負担となる出費について検討しているときは、認知機能が低下することが分かったのです。

そして、その状態で経済的な判断をすると効率的な判断ができなくなります。

つまり、貧乏になると判断力が落ちるので、余計に貧乏になる選択をするという負のループに陥るということです。

子供の言語能力が育たない

家庭の経済状況が子供の言語能力に影響するという研究が複数あります。

その理由としては収入の高い親は教養も高い可能性があることや、もともとの優秀な遺伝子を引き継いでいることなどが挙げられます。

それ以外の要因として、親が経済的な心配をしていると、子供との会話時間が減るため、子供が語彙力を獲得する機会が減ることも挙げられます。

親の経済的なストレスが子供の発達にも悪影響を及ぼすのです。

貯金ナシは家庭を築く準備ができていないのと同じ

南極にアデリーペンギンというペンギンがいます。

このアデリーペンギンのオスは小石をたくさん集めて巣作りをします。

たくさんの石を集めて頑丈な巣をつくり、卵を安全に温められる準備ができましたとアピールしてメスを呼び込むのです。

石が少ない巣ではメスはやって来てくれません。

この石は人間でいえば貯金なのです。

貯金がないということは安心して家庭を作る準備が整っていませんというのと同じことです。

もちろん、これは男性だけに課された義務ではありません。

1年働けなくても生活できるくらいの貯金(流動資産)はあったほうが良いと思います。